今日の漢字453は「散」。50代の散歩、ウォーキングについて考える
今日の漢字は「散」。散文、散り際、散髪、散策、離散、解散、散会、発散、閑散、龍角散。
散歩、いわゆるウォーキングについて考える。
ウォーキングをすると、
・足腰が丈夫になる
・認知症の予防になる。認知症の一種であるアルツハイマー型認知症はアミロイドβというタンパク質のゴミが脳にたまることで発症。有酸素運動はこの進行に歯止めをかける
・痩せてスリムな体型になる
・ご飯が美味しく食べられる
・精神的な自信につながる
・若々しく見える
・内臓があるべき位置におさまり、元気になる
背筋を伸ばして、歩幅を広めにとり、速歩で歩く。
日常生活の中でも歩数を稼ぐ。
30代の時に東京に住んでいて感じたのは、東京の人はよく歩くということ。原則都内の移動はほとんどが電車かバスであり、多くの人は自宅から目的地へは、徒歩、電車のパターンが多い。しかも駅でも乗り換えの必要があるから、とにかくよく歩く。通勤当初は朝から歩き疲れた記憶がある。
北海道に生まれ育った身としては、車は下駄やサンダルのような存在で、移動は基本的に車。300メートル先のコンビニさえも車で乗り付けるくらいだから、車が無いと生活できない。
そうなると自然と歩くことは少なくなるため、運動不足に陥ってしまう。特に冬などは寒くて歩けない。
そういう意味では、首都圏に住んでいる人々は、日本全国の中でも足腰の強い方が多いのではないかというのが、私の仮説である。逆に北国、雪国に住む人々は冬に外に出ることが少なくなるため、足腰が必然的に弱くなるのではないかと思う。車に頼ってばかりいると必然的に運動不足になる危険性がある。(ただし雪かきという重労働はあるが)
私は、平日の会社通勤時はそれほど歩くことがないため、休日にウォーキングするように心がけている。6月、7月の北海道は気候も良く、朝は清々しい。歩いても少し汗ばむ程度であり、30~40分程度、気ままに外の風景を楽しみながら散歩している。
歩いて見てわかったが、私の周りには、一人散歩する人が少ない。犬の散歩はよくみかけるが、ふらりと一人で散歩する中高年がいない。たまたま土日だから少ないのか、朝や夕方の天気のいい日に、外に出ている人が少ないのが気になる。コロナウイルスの影響で外出を控えているのだろうか。
出不精になるとそれが習慣化するし、外出自体が面倒くさくなっても困る。だからこそ、日ごろから意識して外に出て歩くべきなのである。
有酸素運動が健康にいいことは、医学的にも証明されているわけであり、50代の今だからこそ、ヘルスリテラシーを身につけ、健康づくり、長生きの秘訣としてのウォーキングを個々人が取り組むべきだといえる。