今日の漢字503は「遊」。一人遊びにトライするパート1
今日の漢字は「遊」。遊戯、遊泳、遊園地、遊牧、遊説、周遊券、園遊会。
最近、一人遊びを研究している。
誰にも邪魔されずに、一人で楽しめる趣味はないか。
トライアンドエラーで生涯の趣味となればしめたもの。
そういうネタを探し、挑戦してみてレポートしたい。
第一弾はパークゴルフ。
パークゴルフというスポーツがある。
いわゆるパットのゴルフ。
パークゴルフ専用のクラブで、野球ボールより一回り小さい球をパターのように打ってスコアを競い合う競技。北海道幕別町が発祥の地で、今や全国に愛好者がいる。
ゴルフができない高齢者や女性が気軽に楽しめるほか、たくさん歩くため運動不足の解消にもなる。
スコアを縮めるモチベーションにもつながるほか、人との交流もあって高齢者が手軽にできるスポーツである。
そんなパークゴルフをやってみた。
クラブは母親のお下がり。母は、以前は毎日のようにパークゴルフにのめり込んでいたが、後期高齢者となったことや、腰の調子を悪くしパークゴルフから卒業。
クラブを手放したことから私が譲り受けた。
昨年造成された公園に9ホール×4コースの36ホールのパークゴルフ場がオープンした。各コース、パー33。
1日券が500円。何ホール回ってもいい。プレーしている人はやはり高齢者が多い。
AからDのコースのうち、Dコースのパー5のホールからスタートする。距離は50メートルほどで、そう遠くない。ティーにボールをセットして豪快に打つ。
一打目、二打目とも少し短い。三打目はグリーンをオーバー。四打目の打ち返しはカップをオーバー。五打目も入らず。ようやく六打目でナイスイン。ふー。いきなりボギーである。
ゴルフはとうの昔に辞めたが、パットする時の思いが蘇る。しかしボールはゴルフボールと違い大きいから、何となくカップに吸い込まれそうな気がする。グリーンといっても本格的なゴルフ場にあるような立派なものではないが、芝生はきっちりとカッティングされていて、気持ちい。
一人だけのプレーで同行者もいないので、のんびりとホールを回る。
途中、残り1メートルのパーパットを外すなどのていたらくもあり、9ホールを回って33のところを50とスコア的には全く不満足ではあったが、晴天の中、散歩も兼ねられて、いい気分転換となった。
パークゴルフ場は札幌市内でも一体どれくらいあるのかわからない。道内に限れば、数百はあるだろう。どこの自治体でも必ずパークゴルフ場はある。気軽なスポーツであることや、過去にゴルフをしていて、その後辞めた人もとりかかりやすいというのもある。
高齢者の増健活動として、パークゴルフは今後も大いに競技人口を増やしていくのではないかと思う。
結局、この日は36ホールをびっしり回って2時間ほど汗をかいた。アウトドアの一人遊びとしては、パークゴルフは、「使える」スポーツである。ひとり遊び研究家としては、まずはリストが一つ埋まる上々の滑り出しである。