笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字896は「出」。島根県と言えば出雲駅伝

今日の漢字は「出」。出国、出向、提出、出没、噴出、出川哲朗

 

    島根県。島根の見どころは多い。出雲大社宍道湖松江城石見銀山、津和野、境港の水木しげるロード。直接見たことはないが、宍道湖の夕陽は素晴らしいらしい。日本の夕陽100選にもなっている。また、見落としがちだが、隠岐の島という離島もある。観光資源には事欠かない島根なのである。

 

   しかし島根の全体イメージは地味。都道府県魅力度ランキングも37位と微妙。何回同じことを言うのかと批判されそうだが、島根、鳥取は地味である。

    その昔、私が中学生くらいの頃は、日本海側の各県、島根、鳥取、福井、新潟、秋田などは、「裏日本」と呼ばれていた。さすがに「裏」はないだろうということで、いつしかこの言葉は消えた。自分の住む県が裏と呼ばれたらと思うと、昔はそんな忖度は全くなかったと同時に、すべてにおいて東京目線だったのかもしれない。

 

  今月10日に出雲大社近辺を駆け巡る出雲駅伝が行われ、東京国際大学が初優勝した。この大会と、11月の伊勢路を走る全日本大学駅伝の成績により、各校は箱根駅伝への戦略が練られる。出雲駅伝で優勝したからと言って箱根で優勝できるほど甘くはない。この2つの大会の成績が思わしくなかった強豪校は、敗戦の原因を分析するとともに、残り1ケ月半後の箱根駅伝に向けて、しっかりと立て直してくるであろう。

 

   以前は、出雲駅伝にしても、全日本大学駅伝にしても、それほど注目度は高くはなかった。しかし箱根駅伝が人気を博すにつれ、その前哨戦とも言えるふたつの大会が俄然脚光を浴び始めた。この2大会で優勝したチームは、箱根では優勝候補の一角となる。優勝したチームも「これはいける」と選手のモチベーションも上がるから、この2大会への力のかけ方も尋常ではなくなってきている。



    それに加え、最近では箱根駅伝の予選会も注目を浴びている。前年度シード権が取れなかったチームは、翌年、立川市で行われる予選会を突破しないと本大会に出場できない。先週予選会が行われ、駿河台大学が初出場の栄冠を手にした。一方で城西大学上武大学は涙を飲んだ。1年間頑張った結果は、10人の選手が走ったタイムの合計がすべて。1分1秒の差で出場を逃すとなれば悔やみきれないだろうが、考えてみれば残酷である。

 

    すっかり島根から話題がずれてしまった。サッカーチームは、松江シティFCJFL参入3年目で、将来のJリーグ入りを目指している。現在J3ガイナーレ鳥取と山陰ダービーが実現するのはいつの日だろうか。

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出っ歯の代名詞は、明石家さんま