笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字873は「愛」。愛媛でびっくりしたこと

今日の漢字は「愛」。恋愛、愛妻、親愛、愛国、敬天愛人

 

   都道府県シリーズ11弾。四国4番目の県、愛媛県。みかん、松山城正岡子規夏目漱石坊っちゃん湯、路面電車、タオルの今治しまなみ海道、じゃこ天、タルト。

 

    なかなか愛媛も遠い。札幌から松山への直行便はあるが、なかなか行くメンタリティにならない。いつかは、しまなみ海道を自転車で渡ってみたい夢はあるが、相当前から計画を立てる必要がありそうだ。

 

   以前、家族旅行で愛媛県に行ってみてびっくりしたことを挙げてみよう。(大した中身ではないが)

    道後温泉のホテルに泊まった時のこと。子供たちと浴室に行き、さて、体を洗おうと思ったら、洗い場がない。きょろきょろしても見つからないので、仕方なく露天風呂に行った。すると何と露天風呂に洗い場があるではないか。松山に行ったのは冬の時期だったから、外は寒い。私と子供は震えながら体を洗った。おそらく愛媛は年中気候は温暖なので、外に洗い場があるのは別に珍しくないのかもしれないが、北海道でそんなことをしてしまうと、体を洗っているうちに髪の毛が凍る(その前に水道管が凍結するが)。たまたまそのホテルだけがそうなのかもしれないが、一種のカルチャーショックだった。

 

   みかんの木。愛媛の西端、佐田岬に向かい車を走らせていると、沿道のあちこちに黄色のみかんが実っているのをよくみかけた。みかんの国、愛媛なので当たり前だが、北国から来た人間にしてみれば、みかんの木はとても珍しい。南国の人がりんごやぶどう、さくらんぼの木が珍しいと思うように、北国人にとって、みかんはダンボールに入っているのが当たり前で、日本は南北に長い国なのだと納得。

 

    一六タルトはめちゃ甘い。松山の名産、タルト。糖分がやたら多くて、しかもべたつく食感で少し閉口した。ちょっと甘すぎではないか。しかし居酒屋で食べたこれまた愛媛名物じゃこ天は美味かった。酒にばっちり合う。松山空港で自宅用に買い足したのは言うまでもない。たまに四国物産展がデパートであると、必ず購入する。

 

    さて、愛媛のサッカー。愛媛FCのオレンジ色のユニフォームが眩しい。2006年からJ2リーグに参入し、以降一度もJ3に降格することなく、16年間J2の座を守り続けている。しかし最近、県内に強力なライバルが出現。それはFC今治。あの岡田武史氏が経営に携わり、現在J3で戰っている。わずか40キロしか離れていない街にもうひとつサッカーチームがあるので、ファンの奪い合いが心配である。しかし今治がJ2リーグに昇格すると、念願の愛媛ダービーが実現する。地方都市でダービーができることは、Jリーグ百年構想の「スポーツで地域を元気にする」理念にどんぴしゃ合致しており、今後の両チームの躍進が楽しみである。

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福原愛ちゃんは元気なのだろうか