笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字903は「附」。宮崎県都城市にしこしこと寄附をする

   今日の漢字は「附」。寄附、附属病院。

 

   宮崎県を取り上げる。

    宮崎のパブリックイメージは、新婚旅行のメッカとプロ野球のキャンプ地。昭和中期の時代、新婚旅行に沖縄や海外はまだハードルが高く、南国気分を味わうには、宮崎は適当な地であった。キャンプ地はジャイアンツの影響が大きい。最近は沖縄でキャンプを張るチームも多く、宮崎ブランドは薄れつつある。

 

   タレントの東国原知事時代は、宮崎PR大使として随分とテレビを賑わせた。特産品のマンゴーなどは全国区の人気となり、宮崎は有名になった。しかし今の知事になってからは、すっかり大人しくなり、宮崎の話題を耳にすることは無くなった。知事でがらりと変わる行政の継続性の難しさを感じる。

 

    北海道から九州は遠く、残念ながらなかなか宮崎に行く機会はない。かなり前に家族旅行で九州に行き、宮崎も通過したが、ほとんど印象に残っていない。唯一印象に残っているのは、鵜戸神宮という赤い神社で、そこではお賽銭を運玉投げといって、亀の背のような石にぽっかりと穴が空いたところに運玉を投げるもの。無事穴に入ればご利益があるという。そんなことを家族でチャレンジした程度か。残念ながら印象の薄い県である。

 

    それで宮崎県と縁が薄いかといえば、そうでもなく、我が家でふるさと納税で寄附している自治体が都城市。ここの返礼品は肉や乳製品が充実していて、「ふるさとチョイス」を通じて寄附。そしてここ数年、毎年何かしら寄附の返戻として数々の品物を頂いており、重宝している。しかしながら、都城市との縁は何もない。行ったこともない未踏の地。だけれど、青少年の育成にお金を使ってほしいと、しこしこと寄附をしている。不思議なものである。

  今や押しも押されぬオリックスバファローズのエースに君臨する山本由伸は都城高校の出身。もともとは岡山県出身であったが、野球留学で宮崎の地を踏んだ。オリンピックでも投げたが、球界を代表するピッチャーだ。彼一人の活躍で今シーズンオリックスが優勝できたとも言える。

 

   さて、Jリーグは、テゲバジャーロ宮崎という舌を噛みそうなネーミングのJ3のチームがある。最近の新興チームは、名前が複雑。とにかく覚えずらい。地元の人だけが知っていていいというものではない。一度聞いても絶対に復唱できない。アナウンサー泣かせでもある。テゲバゼーロ?ゲロバジャーロ?テガバゼーロ?ゲロゲーロ?(カエルか?)人に覚えてもらいたくないネーミングを球団はわざと付けたとしか思えない。JFLチームも含め、ここと、ヴィアティン三重だけは覚えられない。FC東京愛媛FCの何とシンプルなことか。Jリーグ関係者は、もう少しサポーターやサッカー全体のことを考えてネーミングしてほしいと思う。

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附属高校は野球が強いイメージ