笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字876は「府」。山梨と言えばヴァンフォーレ甲府

今日の漢字は「府」。政府、幕府、府中、国府大宰府、大統領府。

 

   都道府県シリーズ14弾。昨日は山口と、山が出たので、山つながりで山梨に飛ぼう。47都道府県で山がつくのは、既出の山形、山口と、あとは富山、和歌山、岡山があるが、順番に行けるだろうか。

 

  前に紹介した山形と今回の山梨は似ている。その理由はサッーカーチーム「ヴァンフォーレ甲府」のチームカラーの青色が、モンテディオ山形と似ていること。甲府のJ1在籍が3度、山形が2度と、どちらも昇降格を繰り返すエレベーターチームであることも似ている。また、内陸の盆地に県庁所在地がある点も似ている。山形、山梨、聞き間違えるとどちらがどちらか間違ってしまいそうでもある。

 

    そんなヴァンフォーレ甲府に対する思い出は、遠く1999年に遡る。当時私は東京に住んでいて、当時まだ2歳と4歳の子供たちを連れてサッカーを見に行くことになった。たまたまJ2リーグFC東京VS甲府の試合が、世田谷区にある駒沢陸上競技場で開催されることになった。駒沢競技場は当時私が住んでいたところから自転車で行ける距離。ママチャリに幼い子供を2人乗せ、3人でいそいそと駒沢競技場に向かった。

 

   当時まだJ2だったFC東京は、「おらが町、東京にJ1チームを」で盛り上がっていて、観客も3000人と、当時のJ2の試合にしてはかなりの観客が入っていた。一方の甲府は、アウエーサポーターが旗と太鼓でチームを鼓舞。そのサポーターの数は何と4人。当時の甲府はJ2最弱と言われるくらい低迷していたが、いくら山梨からとはいえ、4人はなかろうと、私はゴール裏の甲府サポーターを見て悲しくなった。しかし時たま聞こえてくる甲府の応援歌をバックスタンドで耳にしながら、FC東京の大音量の声援に負けじとたった4人で声を枯らすサポーターの心意気に感動したのであった。

 

   そんな最弱と言われた甲府も、3度、トータル8シーズンにわたりJ1で戰った。こちらもJ2だが、アルビレックス新潟と対戦する試合は、「川中島ダービー」と銘打たれ、武田信玄上杉謙信の仮想対決が実現している。これまで甲府の7勝16敗11分と、甲府の方が分が悪いが、地域の代理戦争がこうして楽しめるのもJリーグならではである。

 

   さて、山梨県自体は通過したことはあるが、ほぼ未踏破地域につき、語れるものがない。ぶどう、ワイン、ほうとう、富士山、河口湖、富士急ハイランドと、見どころ、グルメ、レジャー施設が満載の豊かな県であり、いつかは信玄ゆかりの地をのんびりと旅行したいと思っている。

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