笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字451は「尿」。夜の頻尿について考える。

今日の漢字は「尿」。おしっこの尿しか思い浮かばない。こんな機会でもないと使わない漢字であるし、あまり使いたくもない。

 

    NHKの「試してガッテン」で、夜間の頻尿をテーマに番組が進行していた。

 

    たまたまテレビで見たのだが、司会の立川志の輔も、ちょっと見ない間に随分老けた。まあそれはさておき、夜間頻尿で睡眠不足が続くわが身としては、ひと事ではなく、食い入るように番組を見た。

 

    夜に2回、3回のトイレは当たり前。飲み会のある晩は3、4回にもなり、ひどく寝不足になるという悪循環を繰り返し、妻からは「ハルンケア飲めば?」と言われる始末の私。膀胱の老化で尿が溜まらないのだろうかと思ったが、そうではなかった。

 

    結論から言うと、頻尿の原因は、膀胱ではなく、ふくらはぎに溜まった尿が、夜間の就寝中に膀胱に移動し、それが頻尿現象を引き起こすとのこと。

    加齢による代謝不足で、膀胱に尿がたまるのではなく、ふくらはぎの骨と皮膚の間に水分が溜まるのだという。

 

    他の臓器に水が溜まるのではなく、ふくらはぎというのが全く意外。医学的に解明されたのがここ10年くらいだというから、今まで真剣に研究されてこなかったということだ。

 

    人間の構造とは不思議なものだとつくづく思う。

 

    では、夜間頻尿を防ぐためにはどうしたら良いか。

    ひとつは、ふくらはぎを圧縮する靴下を日中に履くこと。これだとふくらはぎが圧縮されて、押し出された水分が膀胱に向かうとの事。

 

    もうひとつは、日中に30分くらい、上向きの寝た状態で足を少し上に上げて休むこと。重力で足の先から膀胱方面に水を送る姿勢をとることで、膀胱への水の流れをスムーズにすることだという。

 

    番組では夜間頻尿に悩むおじいちゃん方がこの2つの作戦を敢行。3~4回だった尿の回数が2回程度に減る効果を喜びながら語っていた。

私も寝る前に早速20分くらい足を上げて寝てみた。効果はすぐにはでないが、習慣化できれば、安息な睡眠が得られると思う。

 

    あとは、先生が述べていたのが、頻尿の原因としてあるのが、晩酌。お酒は利尿効果が高いので、逆にトイレに行く回数が増えるので注意が必要。さらには塩分を控えめにすること。塩分が多いと水分が欲しくなるので、当たり前だが水分を摂取するとトイレが近くなるという。

 

    睡眠不足になると、昼間の活動に影響が出る。

    夜にトイレの回数を減らし、質の良い睡眠をとることが、いいライフスタイルの過ごし方になると思う。

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