笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字999は「偉」。大河ドラマの偉人は誰がいいか

今日の漢字は「偉」。偉大、偉人、容貌魁偉

 

昨日に引き続き大河ドラマ

 

 今年は鎌倉時代がメインだが、来年2023年の大河は再び戦国時代となる。しかも主人公は徳川家康。「どうする家康」のタイトルで主演は何と松本潤松潤の家康はどう見ても想像できない。あの狸親父でふてぶてしいイメージの家康を松潤がうまく演じきれるとは思えない。大河ドラマの歴史を紐解くと、1983年に「徳川家康」が放送され、その時は滝田栄が主役を努めている。もうアイドルではなく、そろそろ役者として脱皮したい松潤ではあるが、時代劇に合うかどうか、見ものである。私は多分見ないだろう。

 

 ところで61作を迎えた大河ドラマ。1年にわたってじっくり歴史ドラマを見せるのはNHKならではだが、もし自分が大河ドラマのプロデューサーだとしたら、どの歴史上の偉人を扱いたいか考えてみた。

 

 まずは、伊能忠敬。ご存知、日本各地を測量して歩き、日本地図を作った偉人。人生二毛作を地でいく人物であり、家業を隠居したのち、老年から一念発起し地図作成に命をかけた。その姿にはドラマ性がある。日本全国を回るので、水戸黄門的な要素もドラマでは取り入れられそうな気がする。

 余談であるが、数年前、彼の生家がある千葉県香取市佐原を訪問したことがある。町は江戸時代に利根川の水運で栄え、堀などが残る風情ある佇まい。そこに伊能忠敬記念館もある。佐原駅前に観光案内所があり、「伊能忠敬大河ドラマに」ののぼりがはためいていた。案内所の人に聞くと、「町おこしのために伊能忠敬をPRしている。大河の主役になれば観光客も来るし」とのこと。ぜひ実現してほしいものだ。

 

 お次は、山本五十六。太平洋戦争ものは、大河ドラマで扱われたことはない。国の議論を二分するような戦争のテーマを題材にするのは、NHKとしてはタブーなのだろう。しかし個人的にかつ純粋に人物像として見てみたい。大日本帝国海軍連合艦隊司令官はどのような存在で、山本は何を考えどう行動したのか。映画にもなったくらいだから、大河ドラマでできないことはない。いつかはチャレンジしてほしい題材である。

 

 最後は昭和を代表する二人。黒澤明手塚治虫。日本を代表する映画と漫画の大家の生涯を描いてほしい。特に黒澤明なら、映画の撮影シーンや役者との関わりなどが頻繁に出てきそうだから、視聴率もそこそこ取れそうな気がする。少なくとも、数年前の金栗四三を描いた「いだてん」よりは百倍おもしろいと思う。

 

 家康松潤よりも、超有名ではないものの歴史のワンシーンを彩ったこれら偉人たちのドラマを1年間じっくりと見てみたいのである。

 

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