笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字788は「風」。風変わりなカタカナタレント

今日の漢字は「風」。風邪、風力、風化、風景、風習。

 

   芸能界には一定数の風変わりとも言えるカタカナタレントがいる。普通の芸名を使うより、カタカナを使うことでインパクトもあるし、覚えられやすい。一度市民権を得ると忘れられずに長く愛されるというのもある。

そんなカタカナタレント。

 

    タレントではないが、野球界に絶大なインパクトを残したのは、何と行ってもイチロー鈴木一朗というありきたりな名前を当時オリックス仰木監督が改名したのは有名な話。その後のイチローの活躍は言うまでもない。残念ながらイチローに続くカタカナ選手は活躍していないのが寂しい限りである。

 

   さて、タレントに戻り、最もしっくりくるのは、ムロツヨシ。演技派の役者として映画にドラマにひっぱりだこ。こういうカタカナフレーズを聞くと、どのような漢字なのか当てはめてみたくなるが、「室剛」もしくは「室剛志」あたりか。金剛力士ぽい響きで、やっぱりカタカナの方がいい。

 

    ユースケサンタマリア。イタリア人ぽい響きだが、本人の風貌はいたって日本的(失礼)。こちらは不真面目役が似合う3枚目男優。女に貢がせるヒモ役や詐欺師の役はぴったり。間違ってもシリアスドラマでは起用しない。

 

    マツコデラックス。こちらは好印象なバラエティタレント。毒舌だが嫌味のないところがいい。それが計算されたコメントなのか、地がいい人なのか、本人に会ってみないとわからない。陰では上から目線のタレントが多いなか、以外と腰が低そうで素がいい人なのかもしれない。

 

   ミッツマングローブ。最近はあまりテレビで見かけないが、マツコに比べれば影が薄い。おねえタレントは需要がありそうでなさそうなが微妙な芸能界。知的な要素があるし、いろいろな分野に精通していそうに見えるので、コメンテーターにはいいと思うが、敢えてミッツを起用するかは悩みどころ。

 

   リリーフランキー。アクの強い個性派男優。彼が映画に名を連ねると、何が起きるかワクワクしてしまう。珍しく「万引家族」では主役だったが、本来は脇役で光る存在。風貌が怪しすぎて、アンダーグラウンド系の役回りは彼の右に出る者はいないと本気で思う。

 

   タモリビートたけし明石家さんまとお笑いビックスリーと言われた時代も今は昔。すっかり知性派タレントとなった今は、ブラタモリで鉱物の知識を披露する。イグアナの真似や中国人麻雀芸を知る人はもはや60代以上しかいない。知り合いで田森さんという人がいるが、どうしてもタモリを連想してしまう。田森さんにしてみれば、普通の名前なのにタレントと結びつけられるから損ではないかと心配してしまう。

 

    オダギリジョー。漢字に直すと「小田切譲」(本名)。漢字で書くと売れなさそう。「切」の時は縁を大事にする芸能界で嫌われたのではないかと推測。彼の作品はあまり見たことがなく、記憶に残るものがない。彼も主役というよりは、バイオレンス系の役が多いのではと勝手に想像している。

 

    最後にイモトアヤコ。本名は井本絢子。やっぱりカタカナがいい。アニマルハンター、肉食系体当たりタレントの地位をしっかり掴んでいる。心配なのは、年齢を重ねるごとにそのジャンルへの挑戦が辛く見えてくるのではないか。それが気がかり。齢を重ねたなかで、体力系のジャンルから卒業し、いかに脱皮できるかが今後の彼女の命運を握っていると思う。  

   今後、新星のカタカナタレントに注目していこう。

f:id:laughing-egao:20210710171252j:plain

武田信玄といえば風林火山