今日の漢字752は「均」。100均博物館があればいい
今日の漢字は「均」。平均、均等、均一、均衡、均整。
森永卓郎は自分が収集したミニカーの博物館を自宅のある所沢にオープンさせたことがある(今は閉館)。また、北海道の真中、上富良野町に「土の館」といって、なんと歴代のトラクターが展示されている珍しい博物館がある。
そんなことを聞いて、どんな博物館があったらいいかを考えた。
まずはガンダム博物館。それほどファンではないが、最初のシリーズは高校時代に全編見た。その後多くのシリーズが作られ、ガンダムファンは世界に散らばる。ガンプラも多く、さらに等身大のガンダムのモビルスーツも横浜に鎮座している。そんな日本人の心を鷲掴みにしている、近未来ヒーローの博物館があってもいい。
同様にゴジラ博物館。このゴジラも日本を代表するヒーロー。近々ゴジラVSキングコングが公開されるが、全世界に通用するゴジラコンテンツを歴史とともに紹介してみても面白い。
日本の100円ショップ博物館。日本の100均も世界に誇る発明。ダイソー、キャンドゥー、セリアの3大メーカーが製造した品物は一体何万種類になるのか。天文学的数字かもしれない。売れずに闇に埋もれた品物も数多いだろうし、改めて世に出すと面白い。そんな品物を敢えて買いたいという人がいるかもしれない。
特殊車両博物館。子供が小さい頃、よくDVDで「働くくるま」シリーズを見せていた。消防車、はしご車、タンクローリー、ミキサー車など、街を行きかう働く車の映像に子供たちは目を輝かせていた。それ以外でもブルドーザーやショベルカー、ホイールローダーなど、建設関連の重機も多い。そんな働く車博物館は子供たちの大人気になると思うし、将来を担う子供の知育にも大いに役立つと思う。
ミステリー博物館。UFOは地球に降り立つのか。宇宙人は世界のどこかに隠れているのか。雪男や雪女は存在するのか。ネス湖のネッシーが実はいたりして。そんな雑誌「ムー」の題材となるようなカルトや超能力をテーマとした博物館がシャレオツ。アメリカにはダーウィンの進化論を否定する博物館があると聞いたことがあるが、自由な発想で想像力をかきたてる博物館があってもいいと思う。
最後に私がプロデューサーならぜひ作ってみたいのが、お笑い博物館。お笑いの歴史を振り返るもの。一世を風靡した芸人たちの漫才・落語・コントを何でもありで振り返る。当然現役で活躍する人もいるから、許可を取るのは大変だが、お笑いの変遷や栄枯盛衰が見られていい。なおかつそこにミニライブハウスを併設し、第8世代の若手お笑い芸人や落語家の登竜門にして集客する。ちなみに過去、小樽市のショッピングセンターで「西部警察」博物館が一角にオープンしたが、あっという間に閉館に追い込まれたというのはある。
想像力を膨らませて、MY博物館を考えてみよう。