笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字649は「違」。世代間の違いはいつの時代もある

今日の漢字は「違」。違和感、相違、差違、違反、違法。

 

    ジェネレーションギャップを訳すと「世代間の違いやズレ」。特に会社生活を営む我々は、20代から50代、60代が同居して仕事をするから、会話などで世代間ギャップを感じることは多い。世俗用語や流行語、お笑い芸人のギャグ、歌手の曲目などは10年も違えば、話題や会話がかみ合わないのは当然といえる。そんなジェネレーションギャップの事例を思い出す。

 

    まずは、私が若手時代の先輩とのやりとり。カラオケで。

「おー若手よ。カラオケ歌うなら、グループサウンズだろ。タイガース、ジャガーズテンプターズ。何でもいいぞ、好きなのを入れろ」

私「何ですか。ジャガーズって」

ジャガーズ知らんのか。これだから若いもんはだめだ。ワシが見本を見せる」

グループサウンズオンパレードとなり、私には苦痛の時間となった。40年前はカラオケハラスメントが普通に行われており、知らない曲を無理矢理歌わされた経験は数知れず。とにかく演歌を歌わされることが多かった。

 

   時は経って逆パターン。

   ある二次会の個室バーで、会社の若手社員らとお酒を飲んでいて、何かゲームをしようとなった。

私は「せんだみつおゲームをしよう」と提案。

(ゲーム解説:車座になってある人に「せんだ」と指を差し、差された人が「みつお」と言って他の人の指を差すと、差された人の両側の2人がバルタン星人のように手をあげて「ナハナハ」と言うゲーム。ゲームが高速で展開すると、ナハナハを言えない人が出てきて、間違えた人には罰ゲームというもの)

若手「せんだみつおって誰ですか」の反応。

「おまえらせんだみつおゲーム知らないの?」と私。

「えー知りません。山手線ゲームなら知ってますけど」とつれない反応。

結局俄然やる気になったのは自分だけで、提案を却下された。あんな盛り上がるゲームを知らないなんて、とジェネレーションギャップを感じた次第。

 

   隣で若手社員と50代男性の会話(本当の話です)

   若手「最近、ティーバーって流行ってますよね。見逃しても見られるから、テレビを録画する必要がなくなりましたよ」

50代「ティーバーって何?」

若手「スポティファイの音楽配信って半端ない曲数らしいですよ」

50代「スポティファイって何?」

若手「友達がクラブハウスを始めたらしいですよ」

50代「経営してるの?」

    目や耳に入ってくる情報は、自分に興味がなければスルーするだけ。私も何とか若いトレンドについていこうと、NIZIUやら山之内すずやらマヂカルラブリーなど、少なくとも芸能関係はついていけるように日々情報に接するようにはしているが、デジタル関連機器には年を追うごとに訳がわからなくなりつつある。

 

   ジェネレーションギャップに陥らないよう、世相には常に敏感でいたい。

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違憲の判決が出たためしがない