笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字639は「組」。3人組のお笑いトリオは?

今日の漢字は「組」。組織、組成、組合、番組、組閣、新選組、うしろ指さされ組。

 

    最近は3時のヒロインやぼる塾など3人組漫才、いわゆるトリオの活躍をよくみかける。3人組漫才師について考える。

 

    古くは何と言ってもレッツゴー3匹。正児、じゅん、長作の3人組。「じゅんでーす、長作でーす、三波春夫でございます」のギャグは一世を風靡した。真ん中の庄児が三波春夫と言った瞬間、左右の二人が庄児にビンタを食らわせるシーンが印象的だった。昭和を代表する三人組漫才であった。

 

    B21スペシャル。今やピン芸人のヒロミだけが芸能界で活躍しているが、以前はデビット伊東、ミスターちんとともに、トリオでコントをやっていた。印象に残るコントはほとんど無かったが、ヒロミだけが今でも芸能界で生き残っているから思い出したにすぎない。そのヒロミも一時期はテレビから消え、仕事が激減した。同じような境遇であった坂上忍と同じく、不死鳥のように蘇り、バラエティでも毒舌ぶりを発揮している。DIYのユーチューブ動画が人気である。

 

    コント赤信号渡辺正行ラサール石井小宮孝泰のトリオ。ツッパリ、ポマードベッタリパンチパーマの渡辺にむかって、二人が「リーダー」と囃し立てるシーンが強烈であった。このトリオもいつしか自然崩壊し、渡辺はバラエティ路線を中心にマルチタレントに、頭脳明晰のラサール石井はクイズ番組を中心に教養系番組に軸足を移しそれなりの存在感を出している。

 

    ネプチューン。人気が長いこと継続している勝ち組芸人。久しくコントは見ていない。誰かがピンでブレイクする予感はあるものの、ほぼ3人で番組に出るスタンスは変わらないから、3人で出ることによりブランドを維持しているのであろう。フジテレビ月曜19時の冠番組「ネプリーグ」は長寿番組。この番組を見ていつも思うのだが、ネプチューンの各メンバーはもう何年もこのクイズ番組に出て、知識を習得しているはずなのだが、いまだにへんてこりんな回答をしている。これほど毎週クイズをやっていれば、勉強せずとも自然と知識は身につくと思うのだが、そうならないのは、とても不思議。根本的にバカなのか、あえてお笑い要素として誤答を演出しているのか、聞いてみたいものだ。

 

    ロバート。秋山しか知らない。それだけ。

    ダチョウ俱楽部。これまた息の長い芸人。体を張る芸やいじられキャラ芸は、ほかの芸人にはない特徴で、差別化に成功している。ダチョウ俱楽部はやはり上島の存在が大きい。彼の灰汁の強いキャラクターがダチョウ俱楽部たらしめていると思う。

    安田大サーカス。クロちゃんがあまり好きでないから飛ばし。

 

    東京03。人気絶好調。TVCMやドラマにと大活躍。彼らだけで1時間半の単独ライブが楽しめる。それくらいコントはよく練りこまれていて、おもしろい。かなりネタの仕込みに時間をかけるらしく、そこがまたプロ意識があっていい。金スマで語っていたが、3人のうち、誰が活躍しようと、ギャラはすべて3等分するという。喧嘩になりそうなものだが、そこは厳格にすることで、ネプチューンと同様、トリオとしてのブランド守っているのだと思う。

 

    結局男性ばかりのトリオ紹介となってしまったが、2人組と違い、コントは一対一でない分、展開に幅が広がる。しかもいろいろな職業や、女装による男女の絡みなど、バラエティ豊かな人物展開ができるのもトリオの特長。一人が滑ってもダメージが小さいから、チャレンジングなネタを演じられることもいいのかもしれない。

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3年B組金八先生は名作だ