笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字515は「同」。同い歳の芸能人について考えた

今日の漢字は「同」。同等、同情、同乗者、共同、合同、同士、同郷。

 

   同い歳の芸能人、有名人を検索してみた。

 

   私は1964年生まれの今年56歳、東京オリンピックの年に生まれた世代である。

 

   まずは近藤真彦。マッチの愛称で、3年B組金八先生の生徒役でデビュー。たのきんトリオの一員として活躍し、新人賞や日本レコード大賞など、数々の賞を総ナメにした。10代の頃はやんちゃなイメージであったが、大人になってからは、持ち前の歌唱力でいい味を出している。私はヒロミ・ゴーの後継者となるべき存在と思ってはいるが、あまり紅白歌合戦には縁がない。また、同い年の三原じゅん子が国会議員をできるくらいなら、近藤真彦も議員ができそうな気がするが、そう思うのは私だけか。

 

    益田明美。マラソンランナーとしての印象はとうの昔に忘れ去ったが、いまやマラソン解説者としてひっぱりだこの彼女。レース中に選手のさまざまな情報をトリビア的に紹介していくところが、マラソンマニアにはたまらない。レース展開や、走る選手の表情やしぐさから読み取る疲れ具合や余裕度合いの読みは的確。早口の口うるさいおばさんトーンではあるが、基本ポジティブな解説なので、聞いていて楽しい。真面目すぎる高橋尚子も少しは増田を見習えばいいのにと思う。

    個人的にはテレビ東京「ニッポンへ行きたい人応援団」の増田のナレーターがとても好き。日本に来た外国人がさまざまな日本の文化を体験し、感動して帰るまでを、益田は感情豊かに丁寧に説明するところに好感がもて、放送は毎回必ず見てしまっている。

 

    堤真一麒麟一番搾りのCMに出まくっている。好感度は高いが、役者としては今ひとつ作品に恵まれていないイメージがある。しかし日本アカデミー賞では、主演、助演とも男優賞を獲っており、渡辺謙佐藤浩一、役所広司の映画界の三重鎮に継ぐ世代として活躍してほしい。CMを見ていて思うのが、実際のCM撮影は、何度もテイクするから、そのたびにビールを飲んで「旨い」とうなっているのかということ。リハーサルを含め、実際に何回もビールを飲むと、「旨い」のニュアンスも微妙に違ってくるから、どのような撮影手法をとっているのか一度聞いてみたいものだ。

 

    橋本聖子。同郷の北海道出身。すっかり大臣も板についている。スピードスケートのレジェンド的存在。太もものぶっとさは半端ないが、議員になってからは見たことはない。冬季オリンピックだけでは飽き足らず、夏のオリンピックも自転車競技で出場と、史上初めて夏冬五輪出場の快挙を成し遂げたアスリートでもある(ちなみに夏冬五輪出場は橋本を入れて3人いる)。新聞の「大臣紹介」欄で読んだが、いまだに朝の筋力トレーニングは欠かさないという、恐るべし56歳である。東京五輪担当大臣として、これからが忙しくなる。成功に導いてほしい。

 

    意外なところでは、出川哲郎。すっかり人気沸騰のコメディアン。といっても芸はほとんど見たことがない。充電バイクの旅番組がもう4年も続いている。最初はワンクールで終わるかと思いきや、全国どこへ行っても出川は人気で、国民的スターである。脇役芸人ではあるが、自らの立ち位置を理解していて、出しゃばらないし、嫌味がない。出川は癒しと安心感を与える稀有な存在として独特の光を放っている。しばらく出川フィーバーは続くであろう。

 

   以上、56歳の個性的な面々を紹介したが、皆さんも自分と同い年の芸能人や有名人をチェックしておけば、居酒屋トークで盛り上がること間違いないと思う。

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同床異夢は、同じ仲間でありながら、違う考え方を持つこと