今日の漢字823は「顧」。東京五輪を回顧する
今日の漢字は「顧」。顧問、顧客、ご愛顧、三顧の礼。
真夏のクソ暑い東京五輪が終わり、リモートで五輪を回顧する熱い居酒屋トークが始まった。
A男「このクソ暑いかな、よくぞ競技を強行したもんやの。選手も大変だったろうなー」
B夫「札幌でのマラソンや競歩は気温が30度近くあったしな。涼しい北海道でやろうって、小池都知事の反対を押し切ってまで無理やり会場変更したものの、今年の北海道の猛暑は予想外で笑ったわ」
C雄「北海道は涼しいという固定観念はあてにならないということだ。ところでマラソン中継中はアナウンサーがテレビ塔や道庁など市内の観光名所を解説しながら中継していたけど、3周目になるとさすがにネタ尽きた感じだったね」
B夫「解説といえば、増田明美も相変わらず競技と関係ない、選手の家族ネタやふるさとネタなど、「本筋と関係ない解説」が炸裂していたな」
A男「それが他の解説者と違うところでもある。緊張感溢れる競技で、あのほんわかトークにはどうしても聞き入ってしまうわ。癒やしのあけみちゃんや」
B夫「五輪競技で印象に残った競技は何だろう」
A男「やっぱり野球かな。侍ジャパン悲願の金メダル。これは感動したわ」
C雄「今まで金メダル獲れなかったからな。それにしても決勝で破れたアメリカチームの絶望感と脱力感は半端なかったな」
B夫「俺も見ていたけど、選手はベンチでがっくりきていた。国技のベースボールが東洋の国に敗れるのが信じられないという表情だった」
A男「全員がメジャーリーガーで構成すれば、ドリームチームで圧勝なんだがな」
C雄「でも今回野球の参加チームがたったの6チーム。これでオリンピックって言えるのかね」
B夫「確かに。強豪国の台湾やキューバ、オーストラリアは参加しなかった。全敗しても6位入賞って、田舎の中体連じゃあるまいし、広がりがなさすぎ。それだけベースボールが普及している国って少ないんだと改めて思った。これだもの次回のパリ大会で野球が消える運命にあるのはしょうがないか」
A男「今やサッカーと同じで野球もオリンピックよりWBCの方が重要。五輪を神聖化しているのは、日本だけかもしれないな」
B夫「これで晴れて稲葉監督も来季は日ハムの監督で決まりだね」
C雄「サッカー男子はどうだった」
B夫「史上最強チームとの触れ込みだったけど、期待外れ。久保に頼り切りというイメージだった」
A男「地の利を生かして銅メダルくらいは獲ると思ったけどね。海外で活躍する選手は多いけど、連携面でどうだったかな。俺は堂安の動きが気に食わなかったけどね」
B夫「何か偏見だけど、元ガンバの選手って、宇佐美もそうだけど、ふてぶてしいイメージがあるわな。愚直さがないというか。それに比べて久保クンは試合後号泣するなど、ポイントが上がったわ」
C雄「でも準決勝のスペインは強かった。そのスペインですら決勝でブラジルに負けるのだから、世界の壁はまだまだ厚い。ワールドカップで日本が優勝するのは、100年たってもない。そんな実力の差を見せつけられた」
A男「中堅国にはそれなりに勝てるけど、ワールドカップ優勝国のような強豪国にはそうそう勝てない。その差をどう埋めていくかは、歴史を積み上げるしかないかもね」
B夫「結局は長い歴史のある日本のプロ野球が金メダルで、まだまだ歴史の積み重ねが必要なJリーグの構造か。サッカーのメダルはパリ五輪へ持ち越しということで、次回楽しみにしよう」
A男「野球とサッカーだけで終わってしもーたやないかい。この続きは第二弾でぜひ続けよう」