笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字667は「報」。報われる人生にするには、やめることを決める

今日の漢字は「報」。報告、報道、報復、社内報、因果応報、報徳学園

 

やめることから始めなさい(千田拓哉)より。

 

   がんばっているのに報われない人生を、報われる人生へと一変させる方法はひとつしかない。

   それは手放すこと。

   今まで正しいと頑なに思ってきた固定観念を手放すことだ。

   多くの固定観念という荷物を持ちすぎていたから、その荷物を手放す。それによって体脂肪率の高い肥満人生から、ひとつずつ手放すスリム人生にシフトさせる。

 

   51個の「やめる」が紹介されているが、いくつかあげたい。

・ネットサーフィンをやめる・・ネットサーフィンをばかりしていて仕事ができる人間はいない。そういう人たちが収集しようとしているネット情報は「・・らしいですよ」という情報ばかり。要するにネットで公開されている情報に1次情報はひとつもない。少なくとも誰かが見聞きした伝聞情報。ネットで情報収集するのではなく、自分の五感で情報を収集すること。そのためにはデジタルではなくアナログ。つまりは行動することなのだ。

 

・テレビをやめる・・毎日だらだらと2時間見続けると、1年で700時間(2時間×365日)。この700時間は寝ずに1ヶ月間テレビを見続けたのと同じ(24時間×30日)。こう考えると、貴重な命を無駄遣いしている。

   テレビを見ない人は毎年人生の700時間を他のことに費やすことができる。読書や習い事に費やすこともできる。

自分の人脈の中で、ドラマやバラエティの話題をしたことで相手にされない事実に気づくことである。

 

・英語の勉強をやめる・・まわりの人で、5年10年英会話の勉強をしている人で、そのまま英語が話せるようになった人がいるか。バカは英語をマスターしてもバカ。英語が話せるから頭脳明晰というわけではない。就職活動で英語をアピールしても、バカだと見抜かれれば採用されない。外資系企業は、英語ができて優秀でない人よりも、英語ができなくても優秀な人がほしい。中高年でも英語を勉強する人がいるが、どれくらい使えるチャンスがあるのか疑問である。「英語は話せなくてもいい」と決断することで一気に自由時間が増えて他の勉強に費やすことができる。おそらくAIの進展で同時通訳する機械がいずれ世に出てくるだろう。そうなればそもそも英語を勉強する必要がなくなる。

 

・継続するのをやめる・・「自分で頑張って努力している」と感じているのは、本心で好きなことをしているわけではない。それはさっさとやめてしまうこと。無意識に続けていることが自分の好きなことで、人生だ。10年続けることができている人は、決して「しなければならない」と思ってやっているわけではない。好きなこととは何か。それは気が付いたらやってしまっていること。

 

   周囲から見たら努力しているように見えるが、本人からしてみたら「こんな好きなことに没頭させてもらって申し訳ない」と恐縮しているくらいなのだ。だから「自分で努力している」と感じた時点で、それは好きなことではないから、さっさとやめてしまうこと。無意識に続けていることが、自分の好きなことであり人生そのものなのだ。

 

 このブログも好きで、かつ無意識に続けられるのであれば、本当に好きなことをやっていると言えるのかもしれない。

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最近のマスコミ報道の偏向ぶりは目に余る