笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字941は「黄」。黄色はほっとする色だ

今日の漢字は「黄」。黄金、卵黄、黄ばみ、黄河、黄熱病。

 

黄色について。

 

    日常風景、食べ物など黄色に色づくものは多い。しかし普段色など意識していないから、黄色と言われても面食らう。

 

     何と言っても、ほぼ毎日見るであろう信号機。車を運転しなくとも、自然と目に入る。黄色は注意して進めだが、関西では進めである。

     改めて道路標識を考えると、踏切などは黄色である。落石注意もそうだし、危険な場所には大抵黄色の標識がある。しっかり注意せよという場合は黄色を使っていることがわかる。

 

    自然の恵みの植物に目を向けると、ひまわりの黄色に勝るものはない。

    北海道は道央の北竜町にひまわり畑がある。かなり広大な土地に何万本ものひまわりが植えられていて、壮観である。このあたりはほぼ見どころのない土地柄で、夏の時期だけ多くの観光客を集める。インスタ映えするから、若者には人気である。

 

    食べ物に移ると、バナナとパイナップル。定番中のフルーツである。昭和の時代はバナナもまだ高価な食べ物で、なかなか手が出なかった。たまに食べるのは運動会の時くらい。からあげ、卵焼きとバナナは運動会の3種の神器。運動会のバナナは、我が家では貴重なくだものだった。

    食卓の漬物、沢庵。個人的には好きではないので、ほぼ食べない。なぜあれほど黄色いのか、不思議ではある。外国人は沢庵をどう思っているのか、一度聞いてみたい。

    あとは、秋の味覚、とうもろこし。これは大好きな食べ物でもある。サラダやシチュー、チャーハンなど、コーンは何に入れてもいい。コーンは嫌いだという人を聞いたことがないくらい、国民の愛を一斉に受ける食べ物だと思う。

 

    黄色のユニフォームで思い出すのは、「24時間テレビ、愛は地球を救う」。このチャリティも何十年と続いている息の長い取り組みである。タレントが黄色いTシャツを着て募金を募る姿は、夏の終わりの風物詩となっている。いつの間にかタレントのマラソンも定着し、それなりの人気を博している。取り組み自体は評価してもいいのだが、チャリティ番組なのに、タレントがボランティでテレビに出ているとは思えず、ドッチラケ感満載なのがたまに傷。ギャラを寄付すれば美しいが、金額がバレてしまうと具合が悪いのだろう。

 

    さらに、黄色のユニフォームといえば、サッカーブラジル代表カナリア軍団セレソンが着るユニフォームは格好がいい。しかし日本に翻って黄色をチームカラーにしているJ1の柏レイソルや、J2の栃木SCは、お世辞にも強い感じがしない。セレソンなら強そうに見えるのに、柏や栃木は闘争心が弱く感じてしまう。日本の黄色基調のサッカーチームは、強さを感じさせないから不思議である。

 

   こうしてあげると、黄色っていい色だ。地球上から無くなって最も困る色は黄色ではないかと思うくらい、人々をほっとさせ、和ませる愛のある色である。

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自分の人生の黄金時代はこれからだ