笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字864は「鹿」。茨城と言えば鹿島神宮と鹿島アントラーズ

今日の漢字は「鹿」。鹿児島、鹿屋、鹿苑寺金閣

 

   47都道府県行脚第二弾。

 

   7年連続都道府県魅力度ランキング最下位から脱出した茨城県。  

    息子が一時期茨城県内に住んでいたことがあり、何回か訪問したが、魅力度が低い理由がよくわからない。アンケート調査には、関東圏のサンプルが多くて、しかも相当なバイアスがかかっていると訝しむ。

 

   茨城のいいところ。何といっても名産「ほし芋」はうまい。しかも水戸には納豆がある。水戸偕楽園は日本3大庭園のひとつ。日本3大名瀑の袋田の滝もある。ひたちなか海浜公園は、年中さまざまな花が咲き乱れる一大フラワーパークである。牛久には、ドデカイ大仏もある。鹿島市には飛鳥時代に創建されたと言われる鹿島神宮が鎮座する。全ての施設に行ったことはないが、それなりの観光名所は多い。魅力度は十分にあると思う。しかし如何せん北関東は、群馬にしても栃木にして首都圏から遠いイメージがあるほか、ケンミンショーでさんざん馬鹿にされている影響もあり、少し損をしているような気がする。ちなみにタレントの鈴木奈々龍ケ崎市の出身である。

 

   茨城空港へは、新千歳からのスカイマークの直行便があり、安く関東圏に行ける。しかも搭乗券があれば、茨城空港から東京駅まで500円を払えば直行バスに乗れる。おそらく茨城空港の利用者を増やすため、県が補助しているのだろうが、500円で東京に行けるのは魅力である。そんなわけで今まで2回ほどスカイマーク茨城空港経由で東京に行った。しかしながら商売という観点で言えば、茨城便を開設する航空会社の採算性が気になる。コロナ前はアジアのLCCが就航していたようだが、国内でもうまく西の方面とつながれば、ビジネスチャンスが広がるかもしれない。

 

    そんな茨城には、なぜか北海道で展開するコンビニエンスストアーのセイコーマートが多い。日本のコンビニは今や3強時代だが、北海道だけはセイコーマートの店舗数が全道一である。そんなセイコーマートがなぜか茨城県内で80店舗を展開する。一説には物流センターが茨城にあり、大洗〜苫小牧航路のフェリーで物資を運ぶようだが、真意はわからない。

 

   さて、サッカーの話だが、茨城が誇る強豪チームは鹿島アントラーズ。名前は鹿島だが、本拠地鹿島スタジアムは鹿嶋市にある。鹿島市佐賀県にあるから、ややこしい。アントラーズオリジナル10として実績は申し分なく、日本のサッカーを盛り上げるキングオブフットボールチームであることに異論はない。しかしこれだけの強豪でありながら人口わずか6万人の鹿嶋市をホームとするのがなんとも寂しく、いつかは移転してしまうのではないかと気をもんでいる。

    そして茨城のもうひとつのチームは、水戸ホーリーホックホーリーホックは徳川家の家紋「葵」を指す。J2居住歴が長く、いつかはJ1に上がってほしいと切望するチーム。それは、水戸がJ1に昇格すると、アントラーズとの茨城ダービーが実現するから。同一県で複数チームのダービーは数あれど、個人的に希望するのは、このカードと、いつかは見たい北海道ダービー。アントラーズがJ2に降格することは考えにくいから、水戸には頑張ってほしいと思っている。

f:id:laughing-egao:20210924210128j:plain

鹿の肉は旨い