今日の漢字1011は「八」。18歳と81歳の違いは?
今日の漢字は「八」。八百屋、八ツ橋、八つ当たり、八千代市。
著述家でメンタルトレーニングコーチの西田文郎が、18歳と81歳を比較してこんな標語?をブログに書いていた。爆笑したので紹介したい。
恋に溺れるのが18歳。風呂で溺れるのが81歳。
恋に落ちるのが18歳。ベッドから落ちるのが81歳。
恋で胸をつまらせるのが18歳。餅でのどをつまらせるのが81歳。
道路を暴走するのが18歳。道路を逆走するのが81歳。
検問にひっかかるのが18歳。オレオレ詐欺にひっかかるのが81歳。
心がもろいのが18歳。骨がもろいのが81歳。
偏差値が気になるのが18歳。血圧・血糖値が気になるのが81歳。
受験戦争を戦うのが18歳。アメリカと戦ったのが81歳。
まだ何も知らないのが18歳。もう何も覚えていないのが81歳。
親の支えがいるのが18歳。 杖の支えがいるのが81歳。
自分探しの旅に出たいのが18歳。 自分の帰る場所を探すのが81歳。
奨学金を返納するのが18歳。 運転免許を返納するのが81歳。
投票できるのが18歳。 途方に暮れるのが81歳。
ドキドキが止まらないのが18歳。 動悸が止まらないのが81歳。
「やばい」といえば、「すごい」の18歳。やばいと言えば「危険・危ない」の81歳。
早く二十歳になりたい18歳。出来るなら二十歳に戻りたい81歳。
18歳はインスタ映え。81歳は「それはどんなハエ」。
辛辣な対比だが、非常に良くできている。18と81と数字をリバースするだけでこうも違うのかと、恐ろしいほど面くらうが、現実だから仕方がない。当の西田氏は1949年生まれの73歳だから、まだまだ現役世代の部類ではあるが、今のジェネレーション格差を明確にとらえている。サラリーマン川柳ぽくていい。
そこで、これに追加して私なりに考えた。西田氏に負けじとリバース標語を作ってみよう。
自分の心の声を聞く18歳。他人の言葉が聞こえない81歳。
18歳のワンチャンは、「期待できないけど、いけるかもしれない」。81歳のワンチャンは王貞治。
腹が減って1日4食の18歳。食べたことを忘れてまた食べる81歳。
ダンスがキレキレの18歳。コンビニ定員にキレる81歳。
ため息の漏れる18歳。尿が漏れる81歳。
18歳のラップはリズムある歌。81歳のラップはサランラップ。
自分を探しに旅に出る18歳。自分を忘れて徘徊する81歳。
何だか笑い事では無くなってきた。18歳の現役世代からこう言われないよう、日々精進しよう。