笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字961は「製」。ストレスからくる製品やサービスを考えよう

 2022年 あけましておめでとうございます。

 本年も駄文にお付き合いいただけましたら光栄です。

 

 今日の漢字は「製」。製造、製法、特製、製薬、製粉、自家製。

 

 発明や新製品、新たなサービスを考える上で、自分が感じたストレスからヒントを得て作り出す考えがある。実業家ではないので実際の製品やサービスを作り出すことはできないが、仮想発明家として「こんなものがあればいい」を考えよう。

 

 自分で握る回転寿司。なぜこれを思ったかというと、回転寿司では、なかなかお目当ての寿司が回ってこないから。最近は板前さんに口頭でオーダーし、それから握ってもらったり、タッチパネルで注文して、数分後、新幹線のような乗り物に寿司が乗っかって運ばれてくるケースが多いが、どちらも時間がかかる。それならばと、その時間の無駄を省くために編み出したのが、「お店で作る自作寿司」。何も技術はいらない。酢飯とネタさえあればいい。素人の客は寿司職人が握ると同じように握る。家族連れで入店し、お父さんが厨房の中に入り、子どもたちのために寿司を握れば最高ではないか。(お父さんは寿司を食べられないが)父親の権威復活に役立つと思うが、どうだろう。



 レジ待ちの短縮化。つまりレジ待ちのイライラを無くすサービス。それは、スーパーでカゴに入った食品をひとつひとつバーコードでスキャンすることなく、カゴに入ったまま全ての商品を一瞬でセンサーで読み取って価格を弾き出す。最近ユニクロのセルフレジではそのような精算機械が導入されたが、食品レジでも可能なはず。(製造メーカーは大変だが)そうなると待ち時間が短縮されると同時に、レジを打つ人員が不要。効率化には大いに役立つので、間違いなく早晩開発されるだろ。

 

 おしぼりの自販機。真夏の盛り、外を歩いていると、あっという間に汗だくになって肌はべたつく。そういう時に冷たいおしぼりがあれば、どれだけ心地よいか。男なら、顔を全面拭き、首を拭き、脇の下までふくかもしれない。ベンチに座っておしぼりを持とうものなら、上を向いて顔にかけたまま1、2分瞑想しそう。それくらい気持ちいい。そのおしぼりをジュースの自販機の隅っこのコーナーで売り出せば結構売れると思うが、どうだろう。布製だとエコにならないので、捨ててもいい紙のパターンで考える。

 

 細かいストレスは、手のべたつき。それはファストフードのポテト。私はよくフードコートでマクドナルドのポテトを食べながらブログを書くが、ポテトを食べながらキーボードを打つ不快感は半端ない。手でつまんで食べるごとにテッシュで手を拭いてからキーボードを打つ。面倒だし、間接的にキーボードが油で汚れる。発明でもなんでもないが、ポテトを頼んだ人にはフォークか爪楊枝を付けるサービはどうか。そうすると手を汚さないで済む。マスクだ抗菌だ除菌だハウスダストだと、これほど清潔や消毒に気を使う国民なのに、なぜかポテトフライだけは手づかみで食べる。直接食べることにストレスを感じている人もいるはず。環境に影響を与えない程度に爪楊枝や紙製のフォークで食べればいいと思う。

 

 てなわけで、仮想発明・仮想サービスを考えたが、実現性は薄いにしても、「こんなストレスからこんなサービスは展開できないか」のちょっとしたアイデアが製品化にもつながることがあるかもしれない。

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亀田製菓ハッピーターン