笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字949は「機」。リアル読書会に参加。その動機とは

今日の漢字は「機」。機会、機器、掃除機、機長、機密、機転。

 

   いつかはやってみたい初体験目標として、「読書会に出る」のがあった。コロナ禍でなかなかリアルな読書会は開かれていなかったが、たまたまネットでリアル読書会の開催告知があったので、迷わず応募した。読書会には今まで参加したことがない。何事も前向きにチャレンジしてみようと思った次第。

 

読書会に参加してみたいと思ったその動機。

 

    ひとつは、精神科医で作家の和田秀樹氏が、大人の勉強で必要なのは、「アウトプットだ」と言っていたこと。要するに「インプットした知識はアウトプットによって定着する」との主張を読み、我が意を得た。さまざまな本を読んで知識をインプットしたつもりでも、読み終わったら、記憶から飛び、定着しない。そこで私は和田氏の主張を実践すべく、こうしてブログで読んだ本の内容やフレーズを引用しつつ、自分なりの考えを書き連ねている。こういう行動をしていると、本で述べていたことが、自分の血肉となって定着する。

 

   しかし、ブログだけでは自己中心的だったり、自己満足で終わりかねない。つまり書きっぱなし。有名なブロガーなら、反応コのメントも多いから、それらが次に生かされるが、私みたいに読者の反応がない田舎ブロガーとしては、客観的思考が身につかない。そこでアウトプット戦術に役立てようと思ったのが、リアル読書会。読書会は、読んで字のごとく、本を読んで発表し、意見交換するもの。本を読んで得たインプット情報を、参加者にわかりやすくアウトプットする。ブログと違って書き直しがきかない。ましてや上書きもできない。会話・言語で伝えるには、文字よりも百倍大変。それに敢えてチャレンジすることで、より本の中身を記憶に定着させられるだろう。そんなことを考えた。

 

    もうひとつの動機はプレゼン力のアップ。しかも見ず知らずの参加者に伝える緊張感も加わる。会社では、ほとんどが見知った顔の関係者であることが多く、そこでの説明は慣れたもの。しかし、どんな人がいるかわからない中で説明するのは、ある意味冒険。しかもわかりやすく伝えられるかどうかというのもある。まさに「アウェー」の気分で敵地に乗り込むサッカー選手のような新鮮味と驚きがあるのではないか。「説明力と表現力」を磨きたいという動機が強い。

 

    最後の動機は、他人からの意見聴取。ブログでは反応は薄いが、リアル読書会では、意見交換という場があり、本の説明に対して追加質問がなされる。それに答えることで、自分の思考をさらに補強することになるし、予想とは全く違った質問、意見が寄せられる期待感もある。そのハプニング性にワクワクドキドキというのがあった。リアルならではの展開が予測される。



で、参加してどうだったのかということについては、次回詳しく述べたい。

f:id:laughing-egao:20211219184921j:plain

機内食は久しく食べていない