笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字947は「候」。日ハムのスター候補選手は清宮しかいない

今日の漢字は「候」。天候、気候、兆候、斥候。

 

    車のナンバーをどう覚えるかというテーマがある。普段はそんな必要はないが、万が一目の前で交通事故があり、当て逃げで車が逃走した場合、咄嗟に番号を見て記憶に焼き付ける技がある。

 

    ナンバーは2桁の数字が2つ並んでいるので、2種類の2桁数字を覚えられれば、車のナンバーを覚えられることになる。その際に紐づけすると便利なのが、野球選手やサッカー選手の背番号がある。

 

   例えば11−20の場合は、「日ハム時代の大谷翔平」+「ジャイアンツの定岡」(ちと古いか)と覚える。48−47などの場合は「北海道コンサドーレ札幌のジェイ」+「西武時代の工藤公康」。55−18の場合は、「ゴジラ松井」+「タイガースのエース池田親興」などの組み合わせができる。なぜかタイガースの選手は最近の選手ではなく、昭和末期の選手の背番号を覚えていて、どれだけ古いのかと言われそうだが、最近の選手の背番号を知らないからしょうがない。ただし、背番号がすぐ出てくる馴染みの番号ならいいが、81や96などだと、途端に頭が混乱するから、注意が必要である。その場合は「ハイクロー」と漫画のキャラクターのように紐づけするといいと聞いたことがある。

 

    ところで、日ハムの監督に就任した新庄氏の背番号は1となった。通常、監督が若い番号を付けるのは、極めて珍しい。

    調べてみると、過去の一桁背番号監督は、王(1)、長嶋(3)、金本(6)、井口(6)など。さらに二桁で比較的若いのは、野村克也(19)、高津臣吾(22)、高橋由伸(24)くらいで、本当に少ない。ほとんどの監督は70番、80番台をつける。今挙げた監督は現役時代にかなり活躍し、背番号がファンの印象に焼付くインパクトがあったから、「大手を振って」現役時代と同じ背番号が付けられる。新庄監督も同じように日ハムで、「背番号1」の絶大なる人気を博したから、何の迷いもなく付けられるからいいのである。

 

    そして当の新庄監督は、自分の背番号について、「将来のスター選手を育て、その選手に1番をつけてもらう」と明言している。彼のミッションは、試合で勝つことは勿論ではあるが、いかにお客の呼べるスター選手を育て、野球場にお客さんを呼び込むかである。特に2023年の日ハム新球場オープンは、観客者を大幅に増加させるチャンスでもあり、その時にお客を呼べるスター選手の発掘、育成が急務なのである。

 

   日ハムを引退した新庄以降の背番号1の選手は、森本稀哲陽岱鋼斎藤佑樹と変遷してきた。どの選手もスター選手として球団を華やかに彩った。新庄監督も、まずはプレーのみならずグランドの外でも目立つ選手、観客に感動を与えられる選手を見極めていくだろう。

 

    私個人としては、ぜひ清宮に1番を付けてほしい。少し伸び悩んでいるが、日本人長距離砲としての期待は大きい。ドラフトで清宮を外したヤクルトが外れ1位で村上を獲得し、その村上が大活躍とあっては、清宮も悔しい思いをしているだろう。指導者が変われば大いに化けることは良くあるケースであり、清宮には次代のスター候補選手として躍進を期待したい。

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居候(いそうろう)はご飯を3杯も食べない