今日の漢字921は「革」。自分を変革する3つの方法
今日の漢字は「革」。革命、革新、革靴。
大前研一の本を読んでいたら、「大前流 自分を変革する3つの方法」という内容の記述を見つけた。
その3つとは、「時間配分を変える」「住む場所を変える」「付き合う人を変える」。
そのなかで一番簡単にできそうなことは、「時間配分を変える」ことではないか。
同氏は、「どんなことに時間を使いたいかをはっきりさせること。仕事のない土日に、目的意識をもって日々過ごしている人は、まとまった肥沃な時間を捻出できる。この時間を、だらだらとネットやテレビを見て過ごすのか、資格をとる勉強や自己研鑽の時間に充てるのか。それをするとしないとでは、のちのち大きな差がでてくる」と指摘する。
まずは、時間配分で手軽に変えられそうなことが、早起き。1日1時間でも早く起きて勉強するのは効率的であると、多くの人が指摘する。それは紛れもない事実である。しかし問題は、その習慣が続くかどうか。どうしても朝は眠い。よしんば早起きして頑張ったとしても、仕事中に眠くなってしまっては、本末転倒である。早起きするために早く寝ればいいと思うが、現代人は忙しい。最近はコロナ禍で減ってはいるものの、飲み会が入るともう早起きはギブアップ。9時、10時に寝るのもどだい無理。1日は24時間しかないと頭の中ではわかっていても、どうしても安易な方向に流されてしまうのが人間なのである。(ただし早起き習慣を長く続ける人が成功を手にいれるのも一面では事実であるが)
そうなるとやはり、土日に訪れる「黄金の時間」を活用しない手はない。考えようによっては、仕事に束縛されない自由な時間が48時間もある。それをうまく利用して、やりたいことを手掛けるのである。
そういう私は、こうして自らがやりたい「ブログ執筆」を土日の48時間を利用して書いている。今日のまさに土曜日の午前中は、ショッピングセンターのフードコートでマックのコーヒーを傍らに置き、思考を巡らせ徒然に書いている。それは自分の趣味だし、やりたいことだからという割り切りもある。集中して書くことで、1日の充実感もまた違ったものになる。午前中はこうして戸外で文章を書き、午後は家に戻ってJリーグのサッカー中継を見ながらまた書き続けることを愚直に続けている。
「選択と集中」ではないが、仕事の時間は削減しようがないわけだから、時間配分を変えるためには、「寝る時間を削る」「隙間時間を見つけ出して、有効活用する」「休みの日を利用して集中的にする」の3つしかない。隙間時間は電車や会社の昼休みに読書するなどがある。これに加えて、スマホなどでいつの間にか時間が過ぎてしまう「ラテタイム」(カフェラテの泡のように、いつの間にかなくなる時間)に注意し、「これは無駄な時間では」と気づくことが大事である。それには1日に日記などで「今日の時間の使い方はどうだったか」を振り返るのもひとつの方法だと思う。
時間は有限であると多くの人は気づいていない。ちょっとした習慣を変えることで時間を有効活用し、さらに充実した人生を送ることにつながると思う。