笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字は920は「疑」。世の中疑問だらけである

今日の漢字は「疑」。疑惑、疑念、嫌疑、懐疑的、疑似。

 

   テツ&トモの漫才「何でだろう〜」は長いこと芸のネタになっているが、確かに自分の子供が小さい頃はよく「なんで」「なぜ」の質問を受けた。

 

    その都度答えに詰まることは多かったが、最近はそんな質問も受けないせいか、当たり前のことが当たり前という常識の海の中にいる。しかし、「ちょっと待て。これはなぜだ」と子供になった気分で世の中の疑問点を考えてみよう。

 

なぜ天気予報は西からなのか。

   天気予報は九州沖縄から始まり、除々に北上する。これは高気圧や低気圧の前線が西から東にかけて流れるから、ある意味やむを得ない。でもおかしいのは北海道のローカル天気。全国の方式からいくと、函館地方から道央を経由して道東や道北の順番にいくのならわかるが、なぜか札幌のある石狩地方からスタートする。人口が多いことや、道庁があるからというのは納得しない。そうであれば、全国の天気も東京から紹介すべき。何か解せない。

 

新聞記事でなぜ職業を記すのか。

    犯罪を犯すと、「会社員」とか、「無職」「主婦」などの職業が載る。なぜ一個人の情報に職業が必要なのか解せない。しかも公益組織にいる人は、市職員、消防士、警察官、教諭などと細かく暴かれる。ひどいのは、池袋の暴走事故で起訴された元通産省工業技術院の院長。退職して何年も経つのに、元○○と鬼の首をとったかのように報道する。民間企業を退職した人が犯人だと100%「無職」で報じられるのに、元公務員だからと、何年も前の役職を報じる神経がおかしい。あたかも上級国民を貶めようとする恣意性を感じてしまう。

 

なぜ北朝鮮は朝鮮国と言わないのか。

   これはどう説明したらいいのだろうか。ニュースでは普通に北朝鮮と言うが、厳密には北朝鮮という国はなく、正式名称は朝鮮民主主義人民共和国。韓国ですら、南朝鮮とは言わないし、ましてや大韓民国と伝えることも稀。なぜ朝鮮国と言わないのか不思議である。世界的に見ても地域名を使うのは、北朝鮮と、台湾(中華民国)くらいか。太平洋戦争の関係やさまざまな政治の影響でこのような呼び方になっているのだろうが、小学生にはどう説明すればいいのだろうか。説明に非常に困るが、確かになんでだろうと思う。

 

他にも、赤道はなぜ赤の道と書くのか、地球儀の日本はなぜ赤色なのか。

どうして地図は北を上にするのか。

なぜ女子高生の制服はスカートなのか。ズボン(パンツ)じゃ駄目か。病院の看護婦さんは今やほとんどがズボンである。

4月1日生まれの人はなぜ早生まれになるのか。

なぜJRの窓口は「みどりの窓口」なのか。

など、説明出来ないものだらけである。

 

   このように、普段は常識と思っていることに対し、5歳児になったつもりで疑問を呈することで、深く考えるきっかけになると思う。

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容疑者にはなりたくない