笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字888は「狩」。長野県戸狩温泉でスキー合宿

今日の漢字は「狩」。狩猟、鷹狩り、石狩川

 

都道府県シリーズもどこまでいったかよくわからなくなってきた。

   昨日の静岡県のお隣、長野県。善光寺松本城、軽井沢、諏訪湖エプソン野沢菜、戸隠そば、大王わさび農場、長野オリンピック

 

    長野といえば、スキー王国。多くの有名なスキー場がある、私が大学生の頃はまさにスキーブームで、苗場や志賀高原、八方尾根が人気のスキー場だった。

 

    大学の旅行サークルでは、スキー合宿というのもあり、毎年同じスキー場で合宿をしていた。そのスキー場は戸狩温泉スキー場。長野県の北東に位置し、野沢菜で有名な野沢温泉の近く。人気のある野沢温泉スキー場と違い、はっきり言って地味なスキー場。しかし旅行サークルが昔からそこの馴染みの民宿で合宿していたがために、そのスキー場に行くしかなかったのである。

 

    私はそこでスキーをした記憶よりも、印象に残っているのは、京都駅のみどりの窓口でのこと。

    スキー合宿は2月に開催されていて、丁度春休み時期。私はスキー合宿が終わったら、そのまま北海道に帰省しようとたくらんだ。そこで京都発札幌行きのチケットをみどり窓口で購入したが、札幌までのルートが複雑。中央本線で長野まで、そのあと飯山線に乗り換えて戸狩野沢温泉で2泊。そのまま新潟方面に出て、新潟から青森、函館経由で札幌に帰るコース。この切符をみどりの窓口で係員に提案したところ、真面目な国鉄の駅員は、時刻表とモニターをにらめっこしながら、悪戦苦闘し始めた。そんな複雑な切符を買う旅行者など普通はいないから、2月だと言うのに汗だくで機械に入力していく。そのうち、私が乗る予定の長野行きの特急しなの号がまもなく京都駅に着く。駅員は時間との勝負の中、なんとかチケットを発行し、私は無事切符を確保したのであった。駅員は最後に「あー間に合ってよかった。それにしても、もっと早く窓口に来てよね」と最後は嫌味半分で愛想笑いをなげかけられた。国鉄職員は総じて態度が悪かったが、この駅員は誠実な人で、私はこころの中で「GOOD JOB」と叫んでいた。

 

   さて、長野といえば、松本山雅AC長野パルセイロ。なかなか信州ダービーが実現しない。長野がJ3で足踏み状態ゆえなのだが、ここに来て松本がJ3降格の危機に瀕している。仮に松本がJ3に降格してしまうと、J3でダービー実現と、笑えない展開となる。サポーターが熱く、人気チームの松本山雅には何とかJ2に踏みとどまってほしい。

    ところで松本の人は県外の人に自己紹介するとき「長野県の松本出身」とは言わず「信州は松本の出身」と言う。昔は県庁が松本に置かれたていたから、松本の長野へのライバル意識は半端ないそう。長野の中心は松本だというプライドが感じられる。山雅はJ1を2シーズン経験しているから、格的には長野パルセイロよりもかなり上。だから松本はしぶとくJ2で戦い、長野パルセイロがJ2に昇格するのを手ぐすねを引いて待っていればよい。へたにJ3でダービーの試合となると、信州の北風が身にしみそうである。

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狩猟民族より農耕民族