笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字797は「置」。新駅設置の効果はいかに

今日の漢字は「置」。配置、装置、放置、位置、お仕置き。

 

    新駅設置について。JR北海道で、学園都市線という郊外路線に新駅が設けられることが発表になった。その名も「ロイズタウン駅」。元々その沿線には「ロイズコンフェクト」というチョコレート工場があり、ロイズが駅設置をJRに打診して交渉を進めてきたようだ。JRは、新駅近辺の宅地開発で沿線住民、JR利用客の増加が見込めるから、駅を設置してもペイできると判断したのだろう。コロナ禍で経営が厳しいJR北海道ではあるが、採算の見込める案件は前向きに事業を進めていると考えられる。

 

    新駅設置という点では、北広島市に建設中の日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド」の近辺に新駅を設置する構想が膨らんでいる。北広島の日ハムの新球場はとにかく札幌の中心部からは遠い。電車に乗っても20分以上はかかるし、車でなら1時間くらいはかかる。とにかく交通アクセスが良くない。地下鉄駅から徒歩10分の札幌ドームからしてみると、気軽に野球を見に行く雰囲気にはならない。それでも日ハムが新しい球場に拘ったのは、広島カープのように、いろいろなアイデアを取り入れた米大リーグ風の野球場を作りたかったからである。札幌ドームはサッカーにも使われる多目的球場で制約も多く、日ハム球団がやりたいように運営できない。だからフリーハンドでオリジナリティを構築できる野球場を自ら建設費を捻出してまでも造りたいと思ったのである。

 

    そんなワクワクする球場ながら、肝心のアクセス不良の解決策は見いだせない。JRが新駅を作り、ピストン輸送したとしても限界があるし、車で大渋滞を巻き起こす懸念もある。

    しかもプロ野球の試合自体夜9時や10時まであるから、それから帰宅となると大仕事。ある程度の利便性を高めていかないとファン離れが加速するのではないかと危惧してしまう。

 

    ところで当の日ハム自体は、今年も波に乗れず最下位で苦戦中。栗山監督は若手を積極的に登用し、育てながら勝つことを試行しているようだが、結果が伴わない。ここ4年間の成績を見ても、5位、3位、5位、5位と下位に低迷している。普通これくらいの成績が続けば監督交代となってもいいと思うのだが、なぜか経営陣は、栗山監督続投に拘っている。私はこれには絶対的な密約があると見ており、オリンピックが終了したのち、来年度からは稲葉監督が就任することは間違いないと見ている。侍ジャパンはオリンピックが終われば解散だから、稲葉現監督もお役御免。晴れて来年、日ハムのユニフォームに袖を通すことができる。だから、今年日ハムはどれだけ成績が悪くても栗山監督が解任されることはない。稲葉監督既定路線のなかで、途中から監督を引き受ける奇特な人はいない。死に体でもレームダックでもなんでもいいから栗山監督には頑張ってもらい、来年スムーズに禅譲してほしいと、球団は願っている。オリンピック終了と同時にストーブリーグが展開されるのではないだろうか。しかしそんな闇政治はファンを蔑ろにしており、チームを強くするというよりは、親会社に余計なダメージを与えないことを優先しているように見えるのは私だけだろうか。

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放置プレイは恋の駆け引き