笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字775は「摂」。添加物の摂りすぎには注意

今日の漢字は「摂」。摂政、摂理、不摂生。

 

    食品にはさまざまな添加物が入っている。

   よく言われるのがトランス脂肪酸

    トランス脂肪酸を摂取しすぎると健康への影響が心配されている。要するに脂肪を撮りすぎと心筋梗塞などの冠動脈疾患につながるリスクがあることだ。

     総エネルギー摂取の1%、約2グラムが限度とされている。

     トランス脂肪酸は、マーガリン、ビスケット、ショートニングなどによく含まれている。その中でもショートニングは曲者だと言われている。パンの食感を良くする油脂で、菓子パンなどに多く使用されている。だからショートニングが入った菓子パン類を食べすぎると、必然的にトランス脂肪酸を摂取することになり、過剰摂取の危険性がある。

 

     パン袋の裏にはかならず添加物の成分が表記されているから、極力ショートニングが添加されていないパンを選ぶのが賢い選択と言える。

 

    添加物といえば、子どもの頃、私はご飯に味の素と醬油をかけて食べていたことがある。祖母からは「あまり食べると良くないよ」と注意されていたが、私は無頓着で味の素ご飯を食していた。

    そんななか、味の素が体に悪いというデマが流れたことがある。チャイナレストラン・シンドロームで中華料理を食べると体がだるくなるグルタミン酸ナトリウムが原因だとマスコミが誤報。それを多くの人が信じ、同じ添加物の味の素が体に悪いという悪評がたったのである。

 

    味の素のホームページにも「味の素が体に悪い?」という質問があり、それに対し、

「その心配はございません。「味の素®」が体に入ると、グルタミン酸イノシン酸グアニル酸、ナトリウムとに分かれ、肝臓や腸管などで代謝されてしまいますので、体に蓄積されることはありません。また、「味の素®」の主成分であるグルタミン酸ナトリウムは、日本はもとより欧米、国連などの権威ある機関(※)からも安全であると認められています」との解説を載せている。未だに「味の素は体に悪い」と信じている高齢者がいるから、このQAが掲載されているようだ。

 

    最後にコンビニの添加物について。

    以前、ある料理研究家に聞いた話だが、コンビニの弁当のご飯には、ものすごい料の保存料が入っているとのこと。本来は弁当に成分表示をしなければならいが、保存料のような添加物は全体の量からいくと少量なので表示する必要がない。コンビニの弁当が何時間たっても米の色艶がよくて美味しそうに見えるのは、保存料のおかげなのだ。保存料が健康にどう影響するかはよくわからないが、あまり良くないものだと個人的には感じている。大きなご飯の釜の炊きあがったご飯に、白い粉を大量に投下することをイメージすると、とてもその弁当を食べたいとは思わない。

    その話を聞いて以来、私は気持ちが悪くなり、コンビニ弁当からはしばらくの間遠ざかっているのである。

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摂政と関白は対で覚える