笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字709は「財」。財布を持たなくてもいい時代がくる

今日の漢字は「財」。財産、財宝、財源、財界、文化財

 

   楽天カードでキャンペーンをしていたので、ポイント欲しさに契約し、またクレジットカードが増えた。信販系や航空会社系、交通系や紳士服系と多くのクレジットカードを持つ身ながら、さらに契約を増やすことで、もう何が何だか訳がわからなくなりつつある。

 

   カードをひとつ作れば、ひとつを解約すればいいのだが、ずるずると解約を後伸ばしし、忘れた頃に年会費の請求が来て慌てるの繰り返し。なかなか学ばない自分が情けない。

 

   ただ、楽天カードは年会費が無料なのと、貯めたポイントはさまざまな店で使える特典がある。そもそも息子が楽天カードを持っていて、いろいろとポイントが貯まってお得だと聞かされたことに端を発する。買い物のカード払いでポイントがつくだけでなく、楽天ポイントスクリーンというアプリを起動し、ポイント対象のバナーをクリックすれば、合計で1日4~5ポイント程度貯まる。毎日飽きずにポチポチバナーをクリックすれば、1ヶ月で150ポイントほど貯まるからお得である。

 

   たかだか150円と侮るなかれ。

   以前から使用しているポンタカードはローソンなどの買い物でポイントを貯めるが、100円につき1ポイントだから、なかなか貯まらない。ポイントスクリーンで貯める150円相当をポンタカードで貯めるためには、15000円の買い物をしなければならないから、やはり楽天カードはお得だといえよう。

 

   しかも、今回はキャンペーンで、楽天カードに入会すると、入会特典で5000ポイントがつく。ということでポイントに目が眩み、カード契約をしてしまった。

 

   さて、いざ楽天カードがくると、やはりポイントが貯めたくなる。そこで変わったのが行動形態。

   以前なら、カードを使うのは、少なくとも2000円から3000円くらいの買い物でないと、何となく恥ずかしかった。支払いはほぼ現金主義なので、カードを使うのは、現金を持っていない貧しい人という極度の偏見があり、少額の支払いにカードを使うのが憚られた。しかし楽天カードでポイントを貯める大義名分ができたから、クレジットカードを使うことに抵抗がなくなった。コンビニでの会計は、自らカードリーダーに差し込むだけの楽な決済だし、暗証番号も打ち込む必要がない。そんな気楽さも手伝って、さまざまなシチュエーションでクレジットカードを使うようになった。先日はコンビニで、おにぎりとお茶250円をカード決済。以前なら二の足を踏む行為だが、やってみると意外にあっさりしていて、自分なりにうまく処理できた。はじめてのお使いくらい緊張したが。

 

    息子にその話をすると、彼はほとんどがカード決済だとか。コンビニやカラオケ、カフェ、漫画喫茶など、ほとんどがカード払いなので、財布の中の現金はいつも3000円くらいしかないという。昭和の世代からすると財布に3000円だけでは心許ないが、平成世代では、現金を持ち歩かなくても全く平気のようである。

 

    世の中、クレジットカードのみならず、LINEPAYのアプリなどキャッシュレス決済が華盛り。これからの時代は現金を1円も持ち歩かなくても買い物ができる時代となり、財布という概念自体が無くなるかもしれない。

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散財しては元も子もない