今日の漢字629は「割」。男性は女性から交際を申し込まれたら8割OK
今日の漢字は「割」。割引、学割、旅割、割愛、分割、割安、水割り。
男性は女性から交際を申し込まれたら、8割はOKで、2割が無理と答えるという。
逆に女性が男性から交際を申し込まれたら、2割がOKで、8割が無理と答えるという。
これは男女の異性を見る見方が違うからである。
幼稚園の女の子は、男の子の好きな部分をどこでみるかというと、面白い人、楽しい人、頭がいい人、かっこいい人、スポーツが得意な人と、いろいろ違った側面から男の子を好きになる。
しかし男の子が女の子を好きになるは、ほぼ全員が「かわいい子」と答える。
実は幼稚園から小学、中学、高校、大学と変遷しても、男は一貫して、好きな条件に「かわいい子」がナンバーワンなのだそうだ。
いわば、女性は、どんなに性格が良くても、どんなに家庭的でも、どんなに男に尽くす女性よりも、圧倒的に「かわいい子(美人)」が選ばれるのだ。
一方女性は、男性に比べて外見で選ぶという人は少ない。
一時期流行した「イケメン」を好む女性は、男が好む「かわいい子」より、はるかに少ない。
確かに今までの経験で振り返ると、友人から彼女ができたと聞かされた時に、真っ先に聞く質問が「かわいい?」「美人?」であった。その友人に「その子は優しいのか?」とか、「一緒にいて癒されるか?」とか、「性格は合っているのか」などを真っ先に質問することは1000パーセントない。
彼女の外見がまずどうなのか。可愛いいかどうか。男はストレートにその一点突破で聞く。
一方、質問された男の反応もまた、おもしろい。
友人から、「彼女かわいい?」の質問に対し、
○かわいければ、「まあな。写真見るか」と自信満々に写真を見せる。(「おーかわいい」の反応を当然のごとく予測する)
○少し落ちる場合「まあまあかな。オレはかわいいと思うけど」(と、人によって評価が分かれることを予測し、事前に予防線を張る)
○もう少し落ちる場合「それなりに、そこそこ。平均点以上だとは思うけど」
○もっと落ちる場合「普通。多分お前のタイプではない。(性格がいい)(癒される)(一緒にいて楽しい)から俺は好きだ」など、かわいいから完全に焦点をぼかし、それ以外のアピールポイントをそれとなく示し、いざ彼女に会った際の言い訳を予告しておく。
そんなやりとりが中心となるのは、男はまずは外見から入るから。乃木坂のようなアイドル歌手を見る視線も、100人の男は100人、「まずはかわいいか」の視線をテレビに送る。
男性が女性から交際を申し込まれた際、8割をOKするのは、分かりやすい外見で判断するから。たとえ顔が今ひとつでも、スタイルがいいとか、肌がすべすべとか、背が高いとか、一緒に歩いていて変に見られないかなど外見を判断の第一にしている。
女性が男性から交際を申し込まれて2割しかOKしないのは、外見を判断の第一にしてないから。
これは、男性は見る性として育つことによる。男性は女性を見る性であり、主導権を持つ性である。一方女性は見られる性として育つ。受身であることを求められる。だから女性は常に化粧をしたりファッションや体型を気にして異性から見られることを意識して自分磨きに励む。
だから男は「かわいい子がいい」とまず外見を語り、女は「面白い人や優しい人、経済力がある人」と外見を語らない。藤原紀香と陣内智則、北川景子とDAIGOはまさにこのパターンにはまっている。
女性は恋愛の対象としてイケメンに限ると断言する女性は少ない。求めるのは愛する相手だけなのである。
だから、男は顔が不細工であっても、諦めるのは早い。内面の特長を上手くアピールすれば、ポイントを稼げる。
女性も諦めずに告白する。男の守備範囲は驚くほど広いから成功する確率は高いのだ。
(参考文献:「幸せのレッスン」鴻上尚史)