笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字511は「活」。ポイ活は令和時代の必須の習慣

今日の漢字は「活」。活動、活躍、生活、部活動、快活、活発、復活、活火山。

 

    最近は○○活が花盛り。市民権を得た婚活、就活、終活ばかりでなく、離婚活動の離活や、おひとりさま活動のソロ活、腸内環境を整える食事や運動をする腸活など、何でも有りの状態。

    そんな中、ポイ活と聞いて、最初は不要な物をポイっと捨てる活動だと思っていたが、調べるとポイント活用であることを知り、昭和世代のオヤジの頭をハンマーでぶん殴られた衝撃を受けた(大げさ)。

 

    確かにポイントの有効活用は生活に潤いをもたらす。ポイントで何かを買ったり、サービスを受けられたりするのは、得した気分になるし、企業も顧客の囲い込みを目的にあの手この手でポイント会員になるように勧める。

 

   しかしながら、どの店もポイントカードを勧めてくるから、その度にカードを作ると財布がポイントカードだらけでパンパンになる。滅多に買わないワイシャツの店のカードや、滅多に食べない大判焼き屋のカードなど、判子が一つだけ押された死蔵カードが多すぎる。ポイ活もいいが、同時平行で、使用頻度の少ないポイントカードの断捨離も必要である。

 

   先日、とある家電店からダイレクトメールが来て、よく見ると、ポイント残高のお知らせであった。以前何かの家電を買った時に付いたポイントが期限切れになるとのことだったが、5000円分も残っていてびっくりした。暫くその店で家電を買っていなかったので、すっかり忘れていた。

    ポイントの神様がひょっこりはんで目の前に表れたようで、ラッキーそのものであった。気分を良くし、普段食べない袋入りのキットカットのお菓子などを買ってしまった。

 

   しかし有効期限が切れるからと律儀にお知らせしてくれる家電店は素晴らしい。こういう痒い所に手が届くサービスを見せられると、今度大きな買い物をするときには、間違いなくこの店で買おうという気になる。ポイント商売は商品価格の競争をさらに微妙に差別化する伝家の宝刀なのである。

 

    ポイ活を効果的に実践する基本は、とにかく浮気をせずに集中的にその系列店で買うこと。いわばその店や会社のファンとなることで短期間でポイントを効果的に貯め、ポイント交換でお得な商品や割引きを受けていく。それに尽きる。

 

    私はコンビニはローソンのポンタ、飛行機はANA、漫喫は快活CLUBに決め、シコシコとポイントを貯めている小市民であるが、「塵も積もればポイントも山となる」を座右の銘として、今日もセコセコとポイ活しよう。

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企業にはシニアの人材活用を本気で考えてほしい