笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字484は「国」。音の響きで住みたい国を考えた

今日の漢字は「国」。国家、国民、国境、国難国賓、枢軸国、国産、雪国、国分寺、国見。

 

  「世界の国々」という本が手元にある。

 

    239の国と地域が簡潔にまとめられていて、パラパラめくりながら世界旅行をしている。

 

   さて、国名の発音から、自分がその国の国民として住みたい国はどこかを勝手に考えてみた。

 

    アメリカやフランスのように有名どころはつまらないから、滅多に見聞きしたりことのない国を敢えて選んだ。

 

     1位はセントクリストファー・ネイビス。カリブ海に浮かぶ人口5万人の島。人名みたいで格好いい。案の定ネットを見ると、セントクリストファー・コロンブスが由来とか。首都バテセール。国名の通り2つの島からなるイギリスの元植民地。ところでコロンブスも最近は新大陸を発見した英雄ではなく、征服者・略奪者として各地の銅像が撤去されているとか。歴史認識の書き換えはドラスティックに現在進行で動いている。

 

     2位も同じくカリブ海の島、アンティグア・バーブーダ。同じくイギリスから独立。こちらは10万人で種子島くらいの大きさ。首都はセントジョンズバーブーダと濁音3連発の響きがいいし、みんなが楽しく生活していそうなイメージ。お笑い芸人のパンクブーブーを思い出す。

 

    一気にアフリカに飛んで3位はモーリシャストム・ソーヤの冒険の作者マーク・トウェインが「天国の前に作られ、この国を真似て天国は作られた」と話したという。東インド洋の楽園である。治安もいいとのこと。日本からどのように行けばいいか予測もつかないが、海が綺麗そう。

 

     もいっちょアフリカは、サントメ・プリンシペ。可愛い響きであり、萌えそう。ポルトガルから独立した赤道直下に浮かぶ20万人の島。カカオの一大生産地であったが、石油が発見され、産油国に。最後にペがくるのがいい。加トちゃんペ。

 

    旧ソ連の国と言えば、アゼルバイジャン。根拠は全くないが、オリンピック選手が強そうな国の響き。カスピ海に面する小国。  首都バクーだが、高校地理でバクー油田で覚えた。ほぼ北海道と同じ面積に1000万人と北海道の倍の人が住む。オリエンタルな雰囲気の国名が好き。

 

    最後はアジアのブルネイ・ダルサラーム。一般的にブルネイとよばれている。面積は三重県と同じで、42万人しかいない。石油や天然ガスが採掘され、豊かな国。国民は医療費や教育費が無料というからうらやましい。

  また、ここの首都名がいい。

 

    それはバンダル・スリ・ブガワン。一度聞いただけでは絶対に覚えられない。首都名の長さでは、スリランカのスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテと双璧をなす。トーキョーがいかに言いやすいか、よく分かる。

 

    一方、申し訳ないが、住むのは勘弁してほしいと思う国は、東欧のボスニア・ヘルツェゴビナ。ゴツゴツして岩のよう。あくまでもイメージだが、屈強な大男が多く、マフィアが暗躍していそう。首都サラエボは第一次世界対戦の引き金となった歴史の街。冬季オリンピックがあったことも懐かしい。舌を噛みそうでアナウンサー泣かせな国と推測。

 

    以上、発音だけで住みたい国を勝手にチョイスしたが、239もの国と地域にはそれぞれの民族、歴史、文化のアイデンティティーがある。自分がもしこの国に住んだらどんな生活が送れるのか、エア旅で夢想してみるのも面白い。

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国破れて山河あり