笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字476は「女」。脇役女優について考える

今日の漢字は「女」。400回を越える漢字で今まで出て来なかったのは意外。女性、悪女、長女、女房。乙女。

    第422回の脇役男優編に続き、今回は脇役女優について考えた。

    脇役男優についての記事はこちら。

 

laughing-egao.hatenablog.com

 

     主役ほど目立たないが、映画やドラマを引き締め、内容や展開に深みを持たせる貴重な存在の脇役女優。

    人気ドラマ「半沢直樹」で国土交通大臣役の江口のりこという脇役女優がいるが、今まで全く知らなかった。芸能界は奥が深い。

 

    さて、若い世代でいえば、脇役筆頭は池田エライザ

美人でもあり、コケティッシュな印象がある彼女。主役級では?という意見もあるが、一癖ありそうなイメージで万人受けするとは思えず、彼女が主役を張って観客動員や視聴率が取れるとは失礼ながら思えない。主役の女性は有村架純や土屋太凰に譲り、その友人や同僚役などの方が輝く。映画「SUNNY」で高校時代の広瀬すずの友人役をしていたが、そういう役の方がはまっている。

 

    続いて同じ世代の松本穂香。彼女はどこにでもいそうなキャラクターで、主役となるためには今ひとつオーラに欠ける。ウィキペディアで彼女の出演映画をチェックしたところ、結構出演作品見ていたにも関わらず印象に残っていない。主役女優の娘役などがぴったりだと思う。

 

    一気に年齢が飛んで50代おばさんは、濱田マリ。こちらもどこにでもいるおばさん。キングオブおばさん。コミカルな雰囲気があり、どこの職場にもいる、愛されキャラのパートのおばさんが似合う。「恋は雨上がりのように」のファミレスの店員役や、「オズランド」の遊園地社員役は、まさに映画に現実性を持たせる配役であった。

 

    少し戻ってアラフォーの代表格は池脇千鶴。演技力には定評がある。どんな役でもこなせるポリバレントな女優。私がキャスティングプロデューサーなら、脇役として真っ先に彼女をキャスティングする。エロい妖艶な役もできそう。脇役のイメージがとても強いが、2014年に「そこのみにて光輝く」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝く実力派女優である。

 

   キャリアウーマンを演じるなら板谷由夏。今ひとつ知名度はないが、「マチネの終わりに」の音楽プロデューサー役は仕事のデキる女風で格好良かった。気の強そうな、働く女性の象徴的存在を演じられそう。根拠は全くないが、居酒屋よりもフレンチレストランが似合う。もし付き合うと高級な店で奢らされそうで、付き合いたいとは思わないが。

 

    最後に50代の中高年女性は夏川結衣。ちょっと不器用だが、家族思いの落ち着いたお母さん役がいい。「家族はつらいよ」で西村まさ彦の妻役は合っていた。ほんわかしていて家族的な雰囲気があるから、ホームドラマは適役であろう。間違ってもサスペンスドラマの犯罪者役にはならないだろうが、日々の生活に疲れて万引きを繰り返す万引き常習犯のミステリアスな演技をみてみたい。

 

    私もそれほど多くの女優リストの引き出しがあるわけではなく、映画やドラマで見て印象に残っている脇役の女優さんを何の脈略もなく、無理やりリストアップしてみた。異論の余地も多々あるだろうが、自分が自由にキャスティングできるという前提で女優リストを眺める空想をしてみるのも面白い。

f:id:laughing-egao:20200822175634j:plain

乙女が間違って女王になることもある