今日の漢字472は「空」。空腹を満たすカップラーメンについて考えた

今日の漢字は「空」。空白、空席、空欄、空転、架空、空き缶、領空、日本航空。

お腹がペコペコでどうしようもない空腹時、1000円あったら何を食べるか、男4人でズームをしながら話題になった。

A「圧倒的にカツ丼。豪快にガシガシと食べたい。空腹を満たすのは、肉しかない。牛丼のバラ肉じゃ食べた気がしない。警察の取り調べで容疑者が食べるのは決まってカツ丼。牛丼や親子丼では自白しない。空腹を満たすチャンピオンはカツ丼で決まり」。

おっしゃる通り。

B「ボリュームでいくならラーメンライス。汁まで飲み干せば満腹感間違いなし。ダブル炭水化物ではあるが、食欲を満たすためには許す。出来れば担々麺を頼み、残った汁にご飯を入れて食べるともっと最高」。

C「餃子とチャーハン大盛。王将の鉄板メニュー。これを嫌う日本人はほぼいない。れんげで食べるチャーハンのハフハフ感がたまらない。餃子なら20個はいけるわ」。

そして私。「私は牛丼派。徹夜マージャンで明け方に食べた吉野家の牛丼がめちゃくちゃ旨かった。この時の旨さは忘れ難い。だから空腹時にわさわさ食べるのは1000%大盛牛丼」。

と、四者四様の回答であった。

「空腹は最高のスパイスである」とは、ローマ帝国の哲学者キケロの言葉だが、空腹時は何を食べても美味しい。

多くの人にとって、お手軽に空腹を満たしてくれる盟友のナンバーワンはカップラーメンであることに異論を挟む人はいないであろう。パンでもおにぎりでも、饅頭でも団子でもバナナでもなく、カップラーメン。

なぜかカップラーメンを食べると胃が満足する。おにぎりやパンだと飲み物が欲しくなるが、カップラーメンは単体で勝負できる優れもの。スープを飲み干すのは、塩分摂取警報が出る50代にはつらいが、若い時分は、最後の一滴まで飲み干すのが当たり前。特にとんこつスープやカレースープは飲み干す充実感が半端なく大きく、幸せを感じたものだ。

しかもカップラーメンは、カップうどんでもそばでも、さらにUFOのような焼きそばでもなく、ラーメン。しかも日清の縦型のカップサイズ。どん兵衛のようなどんぶり型のカップサイズもあるが、なぜか日清形が好きである。

多くの日本人に愛される国民食のカップラーメン。日本即席食品工業会によると、1年間に日本人が食べるカップラーメンは39億食。一人当たり年間30個食べている計算になる。空腹を満たす簡単お手頃な保存食として、今日も多くの人に食されているだろう。

最後に4人でカップ麺の話題になったが、日清のシーフードヌードル派2人、日清のカレーヌードル派は私を含め2人と、圧倒的に日清カップヌードルに軍配が上がったのであった。（赤いきつねのマルちゃんにも頑張ってほしい）

と、こうして書いているうちに無性にカップラーメンが食べたくなった。