今日の漢字371
今日の漢字は「脳」。右脳、脳波、首脳、脳梗塞、大脳、脳裏、洗脳、頭脳、脳男By首藤瓜於。
3ついいことを書き出すことは、脳をポジテイブにするという。
その3つの良いことは、「スリー・グッド・シングス」。
この高い効果は世界中の大学で効果が実証されている。
やり方は、その日にあった良い事を3つ書き出すだけ。
私はこの習慣を始めて1年くらい経つが、例えば、
「今日食べた夕飯のトンカツが旨かった」
「残業をせず、早く帰れた」
「早朝にトイレで起きて、そのまま眠れなくなったが、おかげで早起きして勉強ができた」
「月が満月で綺麗だった」
しまいには、「今日街角で見かけた女性が美人だった」
など。
ほんの些細なことで良い。それも1日の出来事や発見を振り返って書くので、朝ではなく夜がいいとか。
できれば日記のように書き記すと、今日はいい出来事で終わったと、脳にプラスのイメージを植え付けて締めくくれる。
その3つを毎日見つける。そんな意識を常に持つと世界や、周りの景色や、人間関係が違って見えてくる。
なお、この行動で得られる効果は、
・幸福感アップ
・抑うつ感の減少
・ストレス耐性度アップ
だという。
ポジティブな出来事を思い出すだけで、人生を明るく感じたり、ストレスに強くなるのである。
書くことについては、特にこだわることなく、指折りで数えるだけでもいい。さらに、3つ以上考えなくても良くて、5個も10個も出さなくていいとのこと。
それを1ヶ月続けるだけで効果が実感できる。
ところで、その話をランチで集まった40代の女性2人に話をしたところ、2人とも速攻、「そんなの無理」。毎日育児だ、家事だ仕事だと、そんなポジティブなことを考えている暇や余裕がないと素っ気ない返事。世の中の女性は忙しいのだ。
私はそれに対し、「ちょっとしたことでいいんだ。道端の花が綺麗だったとか、電車でイケメンを見かけたとか、上司や旦那から褒められたとか、些細なことに気づいてプラス面を探すのがいいんだ」と反論するも、2人とも「??まあできればね」と全く意に介さない反応で終わってしまった。
そこで素直に一歩踏み出すか、諦めて躊躇するかで、運気も変わってくるのではないかと個人的には思う。
人間は放っておくと自然とネガティブな思考に陥りがちで、だから人間は恐怖を防御し、弱肉強食の世界を生き延びてこられた。しかし生命の危機が晒されない現代において、ネガティブ思考が当たり前になると、鬱々として味気ない生活になる危険性を孕んでいる。
日々忙しい毎日だが、1つ2つ3つ良いことを振り返って、脳の活性化、幸福度アップ、ストレス解消につなげたい。