笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字354

今日の漢字は「寒」。寒中見舞い、寒流、寒波、寒冷、防寒着、悪寒、寒空。

     またまたマラソンの続き。今日は冬のマラソンレーニングについて。

10月の旭川ラソンを終え、次の目標である6月の千歳フルマラソンまで約半年。北海道は長い冬ごもりに入るため、基本的に外での練習ができない。よって最初はひたすらスポーツジムのランニングマシーンで走ろうかと考えた。

   しかし、そうは言っても毎日スポーツジムにはいけないため、やはり冬でも外を走ることが大事と思い立ち、冬用のランニングシューズと、冬でも走れるウインドブレーカーを購入。冬道での寒中走行の下地ができた。

    後は滑ったり転んだりしないよう、細心の注意を払って走るのみ。

   冬用のランニングシューズは裏地のゴムが分厚く、ゴツゴツしている。溝も深いため、雪や氷に対し滑りにくくなっている。スタッドレスタイヤの表面を剥がしてランニングシューズにくっ付けたよう。夏用のランニングシューズに比べると少し重いが、レース用ではなく、練習用なので気にはならない。1万円もしたが、買って正解だ。

    休みの日には、これにウインドブレーカー、ニットの帽子、手袋をはめ、完全防寒装備で雪道に飛び出す。雪が降る日はさすがに避けるが、寒いだけでは何とかなる。気温が零下を下回ることはざらにあるものの、ちょっと走って体が暖まれば、1時間くらいは難なく走れる。

   家族からは、「そんなに寒いときに走って何が楽しいのか」と冷笑されたが、本人はどこ吹く風、目標に向かって一意専心で取り組むナルシストの自分がいた。

    お陰さまで冬に走って心肺が鍛えられるのか、その年は全く風邪をひかなかった。毎年大概は必ず風邪をひいてはいたが、運動をすると強くなるものだと、予想外の効用もあった。

   それを3月までこなし、4月から本格的な練習再開。

   千歳フルマラソンへのエントリーも無事済ませ、後は大会を待つのみとなった。

  スポーツジムのインストラクターからは、「2回目のフルマラソンで4時間切りってそんなの無理でしょ。」と言われたが、内心見返す気持ち満々の私は、密かな成功を確信しつつ、「最終的に驚嘆の眼差しで私を見ることになるのだ」と闘志をみなぎらせるのであった。

(続く)

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