笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字314

今日の漢字は「史」。歴史、史上、郷土史十八史略史記横溝正史西川史子三上博史
  雑誌「プレジデント」の日本史学び直しの記事で、今の高校、大学入試の日本史の試験に、年号を問う問題は出ないという。
   にわかには信じ難いが、小生は年号と登場人物の多さに辟易し、高校では日本史も世界史もまともに勉強をしなかった。
   特に日本史が馴染めなかったのは、1学期で習う平安時代がつまらなかったから。
   荘園、藤原氏平治の乱院政後白河天皇あたりで挫折。天皇や貴族、武士など似たような名前がやたら登場する割に、ドラマ性も人間臭さもない。どこか遠い国の出来事をなぞっているだけのように見えた。

   大人になって思うのは、日本史を戦国時代からスタートさせれば、もっと学生は日本史に興味をもつような気がする。群雄割拠の血で血を争う戦国時代は、日本の2000年の歴史の中でも最もドラマティック。かつ、社会に出てからも信長や家康の生き方は参考になる部分が多い。本能寺の変から教えた方が、より歴史好きの学生を増やすように思う。古代、奈良、平安は、近現代史の後で良い。
   50歳を越えた中年オヤジが偉そうには言えないが、あの時もっと日本史を勉強しておけば良かったと思うのは、1月から見始めた、大河ドラマ麒麟がくる」にはまっているから。歴史背景が今一つ理解できず、悔しいので、日本史初心者による学び直しが始まった。

   先のプレジデントで佐藤優氏が「グローバルな現場で働く時代に、自国の歴史を学ぶことは海外のビジネスパーソンから信頼を得るツールである」と述べている。
   歴史は仕事に役立つコミュニケーションツールにもなる。今からでも遅くはない。学べる時間はたくさんある。

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