笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字301

今日の漢字は「村」。村長、村祭り、市町村、村八分、寒村、村山市木村拓哉、村田英雄、北村一輝三田村邦彦

   永いこと日本女子バレーボール界のエースとして君臨した木村沙織ロンドンオリンピックでは、3位決定戦で韓国を破り銅メダルを獲得した。日本女子バレーボールに28年ぶりにメダルをもたらしたのは、真鍋監督のマネジメントの妙もあったが、やはりサオリンの獅子奮迅の活躍があったからこそと言えよう。

   彼女を初めて見たのは、スーパー女子高生として出場していたワールドカップだったと記憶している。その時は栗原恵大山加奈の2人のアタッカーの影に隠れ、目立たない存在であった。しかしその後はメキメキと頭角を表し、伸び悩む2人を尻目にレフトアタッカーの不動のポジションを奪取。愛くるしい風貌と華奢な体格ながら、繰り出すスパイクの強烈さのギャップに小生はいつも驚きをもって見ていた。小生の中でのエースは白井貴子や横山樹里のように、ぷっくらだけどゴツいエース像であり、細身の木村のパワーがどこから来るのか不思議でしょうがなかった。

   女子バレーは近年、体格の良い外国人に押され、高さとパワーで勝てない時期が長く続いたが、真鍋監督が取り入れたデータ重視の戦術と、日本のお家芸である粘り強く守備をすることを徹底したことがメダルにつながった。ワンチームの団結力も木村を中心に発揮された。さて、次世代の女子バレーボールのエースは誰になるのか、注目したい。

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北海道にはかつて北村という村が存在した