笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字300

今日の漢字は「宅」。宅配、宅急便、住宅、宅地、宅配物、拙宅、安宅の関三宅裕司

    今日の漢字も300回まで何とか続いている。ネタ探しは大変だが、引き続き頑張りたい。

   御宅を辞書で引くと、あることに過度に熱中する人。所謂オタク。今やすっかり一般名刺として定着したオタク。日本発信の文化で、今や全世界に広がりつつある。アニメとアイドル、ゲームのジャパニーズ3大コンテンツで、今やオタクは不気味な存在ではなく、オタクが自らの幸福度を高めたり、コミュニティを通じた仲間意識を醸成するなど社会性のある潮流として認知されている。

  思えばオタクのはしりは宅八郎。すっかりテレビの世界では見かけなくなったが、当時は森高千里のフィギアとマジックハンド、手提げ袋を持ち、長髪、メガネで猫背という出で立ちが「キモさ」を演出。その特異なキャラクターが受けた反面、オタク=暗く、じめじめ、アイドルについて異様に熱く語るというマイナスイメージを植え付けた。

  しかしその後、岡田斗司夫氏が著書などで、オタクを社会学的に分析、オタクは決して暗い存在ではなく、社会に影響を及ぼす大きな存在ということを言い初めてから風向きが変わり、モー娘、AKBのグループアイドルブームも追い風となって市民権を得るようになった。

  小生の身近にもアイドルオタクがいるが、普段は明るく、アイドルをファンとして応援しているという。こずかいの大半をそれに費やしているが、趣味と思えば何ら目くじらを立てるものでもない。日本が誇るオタク文化は一大産業であり、世界に発信する優良コンテンツとしてまだまだ伸びる余地はあると思う。 

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宅浪も今や死語なのか