笑顔漢字日記

全ての漢字を笑顔にしたい。そんな思いで常用漢字2136文字を目標にエッセイを書く無謀な北海道在住のアラ還オヤジ

今日の漢字296

今日の漢字は「石」。石頭、石庭、石仏、石炭、石油、石碑、石川県、石川佳純、大石蔵之介、石田純一

   石から作られたストーンを使って競技をするウインタースポーツのカーリング。平昌オリンピックで日本女子カーリングチームが銅メダルを獲得したことも記憶に新しい。小生もこのカーリングを少しかじったことがある。仲間とチームを作り、アマチュア5部のリーグ戦に参戦した。6チーム総当たりだったが、何だかんだで忙しく、メンバーが集まらず不戦敗も何試合かあったが、それなりに楽しめた。

   カーリングをやってみてわかったのは、ストーンを投げる時には、必ず少しカーブをかけて投げるということ。これは中心の的の手前、真正面に敵のストーンがあると、それを避けて円の中心に近づけなければならない。微妙にカーブをかけて、円に近付けたり、相手のストーンに当てて弾く技がなかなか難しく、熟練を要する。あとはブラシで氷を掃くスイープ。氷の表面は微妙にゴツゴツしており、ブラシで表面をこすると、滑らかになってストーンが良く進む。この加減が難しく、スイープしすぎると中心の円を遥かに通りすぎてしまう。カーリングは結構頭を使う競技で、「氷上のチェス」と表現されるのがよく分かる。

   当方の即席素人チームは結果的に1勝しただけで最下位に終わった。一番しんどかったのは、3人しか集まらなかった時。試合は可能だが、ストーンを投げる役と、スイープ役をダブルでこなさねばならず、ストーンを投げたあと、そのストーンを追いかけ、追い越してスイープするのに体力を要した。一度追いかけている最中に思い切り滑って転倒し、相手チームから失笑をかったのはご愛敬であった。

   ウインタースポーツをテレビでまともに見るのは、フィギュアスケートくらいだが、カーリングを経験したことでまた一つ、競技を見る楽しみが増えた。

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